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キーウィの森

柴香山
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※試聴版。オリジナル版(04:07)は購入後に視聴可能。

《生物多様性を考える》

ニュージーランドの国鳥、キーウィ。
かつては1000万羽生息したと言われているが、現在は天敵となる外来種が増えたために、レッドリスト入りしていいる。
ニュージーランドの先住民族マウイ族の神話では、森の木々を虫の被害から助けるために、森の神タネ・マフタは鳥たちに助けを求めた。地上での役目を果たすためには、美しい羽を失い二度と飛ぶことができない鳥になってしまうと言われたキーウィ。それでも森の木々を守るために尽くすことを選んだ。
タネ・マフタはその代償として、キーウィはもっとも有名で愛される鳥になることを約束した。

今、地球上では驚くほどの速さで、多くの種が絶滅している。全ての生物は、関わり合いながら生きている。それは人間も例外ではない。私たちは自然に生きるものから様々な知恵と恩恵を与えられていると思う。
植物からは薬。そして動物たちの持つ特殊能力をヒントに発明が生まれることもある。

昨今注目され始めたSDGs15番目の目標は生物多様性に関わる内容となっている。ネットで検索すると、様々な地域で、子供にもわかりやすくまとめられたサイトを見つけることができるので、ぜひ覗いてみてほしい。
多くの方にまず興味を持ってもらうことが、解決の第一歩となると思う。

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