【バイク旅】東海・近畿 サウナツーリング 2日目:名古屋~那智勝浦町 2023年1月18日
はじめに
こんにちは、蒸ささびです。今回は東海・近畿 サウナツーリング2日目です。名古屋から和歌山県の那智勝浦町まで走りました。約330km、1日で3県を跨ぐ強行スケジュールです。
走行ルート
以下のルートで走りました。
ウェルビー今池店を出発して、三重県鈴鹿に寄り道。「夫婦岩」で有名な二見興玉神社を見学して、ワインディングが楽しいパールロードへ。
鳥羽展望台からリアス式海岸を見学した後は、紀勢自動車道を経由して那智勝浦町の宿を目指します。
いざ和歌山へ
1日目は横浜からの移動でした。
いよいよ今日から本格的な旅が始まります。
旅中の高揚感で6時ごろに目が覚め、のんびりと朝サウナを楽しみました。
ウェルビー今池店で宿泊する場合、無料で朝食を食べることが出来ます。
朝から汗を流して、しっかりと食事を採れるので健康的ですね。
今日の旅の一番の目的はパールロードを走る事です。
長らくツーリングに出ていなかったので、久しぶりにワインディングを走りたいと思い目的地としました。
パールロードは鳥羽と志摩を結ぶ全長23.8kmのワインディングロードで、2002年には社団法人日本自動車工業会の日本の道50選にも選ばれたことがあるとのことで期待が高まります。
三重の有名なワインディングロードとして伊勢志摩e-POWER ROAD(伊勢志摩スカイライン)がありますが、先日訪れたため今回は割愛します。
元同期の親戚を訪ねて
パールロードに向かう途中、三重県鈴鹿に立ち寄ります。鈴鹿には前の会社の同期の親戚が住んでおり、ツーリングがてら挨拶に向かいました。
同期の親戚の方々とはひょんなことから仲良くさせていただいていて、前日に連絡してみたところ、時間を取ってもらえることになりました。
名古屋から1時間ほどで鈴鹿に到着。
和歌山出身の親戚の方の話によると、和歌山県はバイクのメッカらしい。
主に熊野古道や高野竜神スカイラインなどの紀伊半島中心部エリアと、白浜や太地などの紀伊半島海岸沿いエリアの2つが有名とのことでした。
紀伊半島中心部エリアには、川が天然の露天温泉が湧いている川があったり、ワインディングロードの途中にライダーズハウスがあったりとツーリングスポットがたくさんあるようです。
↓川湯温泉というところが有名らしい。
今回は凍結のため山間部には行けなかったので、また夏にでも行ってみたいと思います。
ひたすら南下する
ついつい話に花が咲き、のんびりしてしまいました。13時30分ごろに鈴鹿を出発し、次の目的地「二見興玉神社」へ向かいます。
神社までは23号線をひた走ります。途中田んぼなどを横目に直進します。
伊勢神宮も今回は通過。平日ということもあり、空いているようでした。
鈴鹿から2時間ほど走って到着。
二見興玉神社は御祭神に猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀り、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社です。
正面に見える夫婦岩は、沖合約700m先に鎮まる猿田彦大神縁りの霊石「興玉神石」と、日の大神を遙拝するための鳥居とみなされています。夫婦岩を結ぶしめ縄の長さは35mもあるとのことです。
前日に調べたところ、鳥羽周辺にはライダーズカフェがたくさんあるようでした。お寺がライダーズハウスを営業しているところや、おしゃれなログハウス風のカフェなどがありました。本当は行きたかったけど時間が押してきていたため、割愛。次は行きたい…。
旅の安全を祈願し休憩も出来たところで、先に進みます。
パールロードへ
いよいよパールロードへ。二見興玉神社から道なりに20分ほど走るとパールロードに着きます。
平日ということもありガラガラ。
1月でも凍結しておらず、路面もドライだったので安心して走れました。
道はタイトすぎず、ゆるやかすぎずで、爽快なワインディングを楽しめました。
調べてみたところ2006年までは有料道路だったようですね。
どおりで綺麗な訳だ。
途中鳥羽展望台に立ち寄りました。
閉場ギリギリの時間だったこともあり、私しかいませんでした。
のんびり夕焼けを楽しんでいると営業時間を過ぎてしまっていたようでした。ゲートのところで係りのおじさんが待っていてくれました。
おじさんごめんよ。
鳥羽展望台出てほどなくしてトイレに行きたくなってしまったので、
面白展望台に寄りました。
こちらの展望台からの方がリアス式海岸の形状が良く見えました。
今日もバイクで色々なところを走れて良い1日だったな~などと、
すっかり1日が終わった気になっていましたが、今日の宿は那智勝浦町。
マップで調べると展望台から宿まで170km先表示。約3時間の道のりです。まだまだ先は長い。
18時の時点でまだ半分くらいしか今日の行程の半分くらいしか来ていない事に気が付き、軽く絶望しながらも気合を入れ直し、宿へ向かいます。
極寒の中、漆黒の道をひた走る
本来であれば志摩スペイン村を経由して、海岸線沿いに下道を走っていく予定でしたが、時間がなくなってきたので高速道路を使いました。
そのため一度伊勢神宮まで戻り、伊勢西ICから伊勢自動車道に入り、紀勢自動車道でひたすら那智勝浦町を目指します。
紀伊の山中を極寒の中走り続けます。高速道路以外に明かりはなく、
ひたすら暗闇でした。
見知らぬ土地を走る孤独感も、旅をしているなぁと実感させてくれます。
3時間ほど走り那智勝浦ICの文字が見えてきました。
宿に到着
ICから15分ほどで本日の宿に到着。すでに21時前になっていました。
いやーさすがに辛かった。手の感覚がなくなりながらも何とかたどり着きました。
那智勝浦町の宿は「Midtown Sakura Apartment House」というホテルにしました。
那智の滝からバイクで5分の好立地です。個室で1泊3,500円ほどでお手軽。
近くに温泉や漁港もあります。
アパートの1部屋をホテルとして貸出しているようで、
リビング・キッチン・和室1室・洋室1室・浴室・トイレ・駐車場を
完備しています。
夜ご飯と温泉
伊勢から高速で移動していたため、道中で夜ご飯を食べられるところがなく、食べ損ねていました。さすがにお腹が空いた。
付近を探してみると5分ほどの距離にラーメン屋があったので行ってみる事にしました。
空腹だったのでチキンカツ+ラーメンのセットを頼みました。
暖かいラーメンが身体に染みます。口当たりがよく優しい味でした。
揚げたてのチキンカツも美味。
すっかりお腹が満たされました。
宿に戻ってシャワーでも良いか~とも思いましたが、
折角の旅行なのでやっぱり温泉に入りたい。
探してみるとすぐ近くに「きよもんの湯」という温泉がありました。
23時半まで営業とのことなので早速向かいます。
那智勝浦町はコンパクトですが、ちょうどよくスポットが点在していて
行動しやすいですね。
「きよもんの湯」は源泉流しっ放し(加温/循環なし)の湯です。
内湯1つのみのシンプルな温泉でしたが、すべすべとした泉質で癒される。疲れが良く取れました。大人500円と良心的な値段も嬉しい。
毎日通いたくなるようなアットホームさがあってとても良かった。
おわりに
ワインディングも温泉も楽しめて良い1日でした。
温泉で温まりすっかり爆睡です。バイクに乗っていると食事や温泉がいつも以上にありがたく感じますね。
明日は那智大社や本州最南端の岬など和歌山の名所を観光します。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。