子宮を全摘した話:ロボットは諦める

今日の午後は疲れたらしく調子が悪かった。。。ちょっと歩きすぎたかも。
元気だとはいえまだ術後だと反省。

昨日の続きです。

5月:手術の意思を伝え、予約をする

1月の時点では、前回と同じ病院で腹腔鏡手術にするか、ロボット支援手術(da Vinchでの手術)にするか、やや浮かれ気味で検討しようとしていましたが、その後のCOVID-19の世界的流行に伴うあれこれで、「ロボット手術が可能な大学病院を探し、症例数などを比較検討する」気力がなくなりました。
馴染みのスタッフのほうが気兼ねしなくて済むし。
主治医も私のトリセツ持ってるだろうし。
前回と同じ病院にするか。…と書くと投げやりに見えますが、わたし主治医のこと信頼してますよ(笑)

なお、主治医のいる病院は、勤務先ではありません。
核摘出を受けることを決めた時点で、勤務先では開腹手術しか行っていなかったので、腹腔鏡手術ができるグループ病院に診療情報提供書(紹介状)を書いてもらって転院しました。
「術後せん妄起こしたりしたら、あとで自分が一方的に恥ずかしいなぁ」とか「嫌いなおかず残せないじゃん」という、見栄っ張りかつ器の小さい理由も加点されていました。

子宮筋腫の腹腔鏡手術は、入院期間が1週間程度、その後の自宅療養が1〜2週間です。デスクワークなら3週間で復帰できるイメージです。
緊急性が低いことと、術前のホルモン療法があることから、ホルモン療法の期間の長短を設定することである程度手術日程がコントロールできます。(投薬期間は主治医と相談)
自分や手術立ち合い者の繁忙期や大きいイベントを避けられるし、引継ぎもできるので、いろいろな意味で気楽だと思います。

5月下旬、主治医に手術の意向を伝えました。
自分は9月にどうしても外せないタスクがあることと、そもそもインフルエンザの流行期を避けたかったことから、10月〜11月を希望。
主治医は、前回より効果が早いホルモン剤が使えることと、空気が乾燥してくるとCOVID-19が再流行しかねないのではと危惧していることから、9月〜10月上旬を推薦。

互いの考えを並べて、10月7日を手術日にしました。
良いインフォームドコンセントだったと思います(笑)

術前のホルモン療法

子宮筋腫を小さくするために、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌を押さえるくすりを使用します。
・注射薬(皮下注射)
・点鼻薬
・内服(錠剤)

の3種類があります。

自分は、今回はレルミナという内服薬を使用しました。
1.初回内服は月経開始1〜5日目まで
2.内服は1日1回、決まった時間に
3.服薬後30分以上、食事は禁止
自分は朝にしないと飲み忘れそうな気がしたので、毎晩寝る前に、枕元に薬のシートと水をスタンバイし、起きたらすぐ飲むことにしていました。
切り離すと、落としそうで怖いのでシートにしていましたが、「寝ぼけていると飲んだのか自信なくなる」ことがあり、何回か、カレンダーと薬を並べて指差し確認しました。1シートが7の倍数だと管理しやすいんだけどなぁ。
飲み忘れ防止のため、フリーのアプリと製薬会社のLINEリマインダーも活用しました。
なお、LINEリマインダーは、回数設定ができず「途中でリマインドしてくれなくなる」「手術終わっているのにリマインドしてくれる」という、ちょっと改善の余地ありなアプリです(ここで書いても)。
服薬期間中助かったから、ブロックしてないけどね(笑)

前回はリュープリンという注射薬を毎月1回、お腹に皮下注射しました。
初回は手術を受ける病院で、2回目から最終回までは勤務先で注射しました。このおくすりは、いろいろな病院で採用されているので、手術先が少し遠くて毎月の通院が負担になるような場合には注射だけ別病院にしたいことを、相談していいと思います。自分の場合は、主治医から提案がありました。

自分には、リュープリンよりもレルミナの方が合っていたな、と思います。

なお、自分は花粉症の点鼻薬もうまく使いこなせないので、主治医から「今回はリュープリンじゃない薬を使うつもり」と言われたときに、「私、点鼻は無理です。鼻ツーンとなるの嫌です」と返し、失笑されました。

ホルモン療法について、詳しいノートがありました。
https://uf-note.com/treatment/drug.html

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