子宮を全摘した話:手術から3週間

ドキドキの術後診察

昨日(10/27)、術後の診察に行ってきました。

2日前から膀胱炎のような症状があり、また以前書いた骨盤性器脱のような症状も治らず。
膀胱炎症状を自覚してから水分をがんがん摂っていたおかげか、体調は浮上してきましたが、気分はイマイチ。術後いきなり骨盤性器脱かと思うと気分は晴れるはずもなく…。
だって、40代でも発症する人、いるもん。
未経産だけど、「自分は大丈夫」などととても思えません。人より大きい子宮を延々と持っていたので、お腹の内容物が多かったし。

問診時に、退院後の体調はどうかと聞かれたので
「おしもに違和感があり、骨盤性器脱の初期症状ではないかと怯えている」
「膀胱炎症状がある(自覚した日時と症状の経過)」
を伝えました。

結論。

骨盤性器脱ではありませんでした
よかった!

違和感の正体は何かと言うと…多分、血液。(超音波検査で確認)

はっきり不快ですが(タンポンを変に手前に置いてしまった時の不快感に似ている)、脱でないならいいです。体内で分解されるまで待ちます。

血液検査の結果ははっきり感染している感じでもなく、膀胱炎的な症状も、それに起因しているのかな?…と言う感じでした。炎症治ってないけど。

この日は経膣エコーに加え、経腹エコーも行って、術後の体内の状態を確認。
退院前の内診の時にも思ったのですが、長い通院期間で毎回お馴染みだった筋腫が映らないことで、なんだか感慨深い気分になりました。
自分はとてもたくさん筋腫があって、最初の手術で圧迫症状を起こしやすい部位の筋腫を5〜6個取ってもらったのですが、それでも取りきれなかったものを経過観察で眺めてきたので。
残った中で一番大きかった筋腫、当初直径3cmくらいだったのに、最終的に6cmまで育ち、なかなか存在感があったわ…。一気に大きくなった時期があって、内診台で思わず「君成長したな!」と言ってしまったこともありました(笑)

他に、確認しておきたいことはあるかと訊ねてくれたので、
「入浴は術後4週間からと退院時に聞いているが、今回の検査結果からして、入浴は延期か」
「運動も術後4週間からと退院時に聞いているが、腹圧がかかる運動(ピラティスなど)はいつ頃から再開可能か」
を聞きました。

「そうだね、入浴はあと2週間我慢してね!」(←術後5週間まで我慢)
「運動は…吼さんは、あと4週間くらい待ってね。たまに、こちらがびっくりするくらい出血する人がいるからさ」
と言うお返事でした。

私、たまにしかない、びっくり症例のリスクが高いと判断されたと言うことですね、わかりました。
まぁ、1ヶ月後にまた来るようにとか言われなくてよかったです。
出戻るのは嫌なので、焦らずゆっくり回復に努めます。

術後改善されたこと

・お腹が柔らかい
自分は下腹部が常に張っていたのですが、筋腫がなくなったので、本来のお腹の柔らかさになったんだと思います。
当たり前のことなのですが、感動しています。

・寝返りが打てるようになった
ここ数年寝返りが打てていませんでした。
仰向けから横向き、うつ伏せになる時に一呼吸しないと腰回りがうまく動かない感触があって(起きている時は気にならない)、そのせいで入眠後3時間程度で目が覚めることが多かったのです。
年齢的なものかと思っていたのですが、術後寝返りを打つようになって、睡眠の質が向上しました。
驚きです。

・腰痛が治まった
起き抜けは腰痛でしばらくストレッチしないと動けなかったのですが、寝返りの影響か、なくなりました。

もちろん、症状は個人差があるので、全ての方に当てはまる事はないですが、どこかが硬いと、からだに無理がかかったりするのかも、と思っています。

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