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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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911は史上最強のゲイ受けブロマンスシーンを作り上げてしまった…

「911 LA救命最前線」
シーズン7がヤバい…
ブロマンス好きゲイは
キュン死確定である。

「9-1-1」とは

アメリカの人気レスキュードラマ
「9-1-1」
日本ではDisney+限定配信で視聴可能。
ほぼ一話完結型のドラマで
登場人物全員を応援したくなる
優秀な脚本、人物描写が魅力の
めちゃくちゃ面白いドラマです。
詳細はこちらの記事にて
紹介しています。

このドラマ、好きな箇所が
沢山あるんですが…
自分があえて一つに絞るなら
バックとエディのブロマンスです

左:Buck役のOliver Stark  右:Eddie役 Ryan Guzman

どーですかこのイケメンコンビ
ゲイの視聴者の大多数は
このコンビ目当てです。絶対(笑)

バックとエディは
最初、衝突するもすぐに
意気投合して熱い友情で結ばれる
イケメンコンビ。
互いのピンチの時、
真っ先に駆け寄る姿がたまんねぇのですわ。

お互いストレートなので
2人の間に当然ロマンス描写はなし。
なんですが…

シーズン7でまさかの予想外な
展開になってしまったんです。



バックはストレートではなかった!?

*ここからはシーズン7のネタバレが含まれます。

トミー現る

詳しい経緯はカットしますが
シーズン2の回想シーンで登場した
マッチョイケメン、トミーが
なんとシーズン7でまさかの
カムバック!

左 Tommy役 Lou Ferrigno Jr

いや~!これは嬉しい!
ヘンとチムニーの回想シーンで
登場してた彼
めっちゃホットだったんで
しっかりと覚えてます(笑)

第3話にて118部署と連携して
救出活動を行い、トミーは
同じ元軍人という共通点からエディと
親しくなります。

バックは会ってまだ間もないのに
トミーとエディが
めちゃくちゃ親しい間柄になったことが
のけ者にされたようで
ヤキモチを妬いてしまう。

*なんだこれ
   この時点で既にバックが可愛い(笑)

腹がたったバックは
バスケのゲーム中、故意に
エディに怪我をさせてしまいます。

そのことを姉マディに相談すると
「あんた最低。
   反省して二度とそんなことは
   しちゃ駄目よ」
と言われて少し落ち込む。

その夜バックの家に
トミーが訪れる。
トミー:
「エディとギクシャクさせてしまったのは
   俺のせいだ。すまない…」
バック:
「まさか!悪いのは俺だ」

お互いのわだかまりが解消したあと
バックは118部署に協力してくれた
トミーに好意があり
気を引こうとしていたことを伝える。
するとトミーはなんと
バックにキスをします。

ええぇぇえぇぇ!?
トミーゲイだったの!?

という驚愕の事実
そして初の男からのキスに
驚きつつも拒否反応ではないバック。

最高です(笑)

このキスシーン
何度繰り返し見たことか…(笑)
目の保養すぎて死にました。はい。

初デート

トミーにデートを誘われたバックは
動揺しながらもYesと返す。
しかしデート当日
バックは緊張していた。
初の男とのデート、そこにさらに
エディとばったり鉢合わせてしまう。
エディにデートと
バレたくないバックはとっさに
「これから美女をナンパしに行くんだ」
とウソをつく。
それを見ていたトミーは食事を
早々に切り上げバッグにこう告げる
「今の君にこういう段階は
   まだ早かったようだ」

エディへカミングアウト

トミーを傷つけてしまった
バックはエディに
相談を兼ねたカミングアウトを
行います。

これがねぇ…
もうめちゃくちゃいいシーンなんですよ!
まずはこちらでご視聴を↓

以下会話内容一部翻訳

バック:
「デートだったんだ…
   お前と会ったあの日…
   俺達はデートをしてたんだ」

エディ:
「マジで…?
   トミーはゲイだったのか!?」

バック:
「あいつから聞いてなかったのか?」

エディ:
「あぁそもそも気にしたことないし」

 バック:
「多分わざわざ話すわけでもないけど
   隠しもしないな」

エディ:
「つまり…お前たち二人は…」

バック:
「デートをしてたんだ。
    あぁ…そういうことだ。
   これって…やっぱ…おかしいか…?」

エディ:
「まさか!そんなわけないだろ!
   俺もあいつは好きだ
   もちろんお前とは
    違う意味でだけどな(笑)
    …。
   そんなことで俺達の関係は
    変わりゃしねぇよ。OK?」

バック:
「…よかった。安心したよ」

くぅぅぅ!!!!
エディの対応が素晴らし過ぎる!
ますます惚れた。
史上最強のゲイ受けブロマンスシーン
ここにて誕生

最強のブロマンスシーンの理由

前述しましたが
エディの対応がイケメン過ぎること。
これにつきますね

エディのリアクション
これは当事者からカミングアウトを受けた
非当事者のリアクションとして
素晴らしいお手本だと思うんです。

① バックに「お前ゲイなの?」と
     ドストレートに言わなかったこと

バックから
「あれはデートだったんだ」と言われた際
真っ先に「え、お前ゲイなの!?」
と言わないところが好き。
その場にいないトミーのことで
「あいつゲイだったのか!」
とビックリしたリアクションを取り
その後、バックから言葉を引き出すように
「つまり…お前達二人は…」
と問いかけた。
不安な表情をするバックを少しでも
追い詰めないようにしたであろう
このエディの配慮は
まじでナイスガイ。

②ハグ

一通り会話を終え
安心したバック。
エディは帰り際、
それでもまだかすかに残る
不安なバックの表情をキャッチし

「おら、来いよ」
「来いって」

とハグをする。
大丈夫、安心しろよと
言葉ではなく
優しい包容で伝える
この親友のイケメン度よ…

すべての異性愛者が
エディのような人間ならどれほど
世界が救われるだろうか…

このハグのシーン
カミングアウトを経験した
自分含め、当事者にとっては
かつて自分がそうされたかったであろう
願望や希望、すべてが
詰め込まれているように
感じるんです。だからかなぁ…
こんなにも感動しちゃうのは

最後に

さて今回のトミーとバックのロマンス描写。
トミーがゲイ、そしてバックが
バイセクシャルだと
明らかになったシーンは
やはり保守派のファンから
批判はあったようで…

自分もイケメンのゲイ描写が
観れれば何でもいいってわけでもないので

今回の脚本に100%違和感がないかと
問われると、正直即答でYes
とは言えないのが
当初の感想だった。

ただバックがバイセクシャル説には
小ネタ程度ですが伏線あるんですよね

・クリスマスエピソードの回
クリストファーを迎えに来たバックが
おばさんにエディとゲイ夫夫(ふうふ)と
間違えられる。

・911 Lone Starとのクロスオーバー回
「LAに遊びに来いよ」と言ったら
「ありがとう、でも今真剣に付き合っている
   彼氏がいるんだよね、じゃ!」
とTKにゲイだと思われていた。

とまぁこの2つだけですが(笑)

今回の件、ファンの間では
「TKのゲイダーは間違ってなかった!」
ってコメントどっかで見て笑った

振り返ると
シーズン1でアシーナの元旦那も
結婚後にカミングアウトしている。

大人になってから
自分のセクシャリティを自認する人も
実際に存在するわけで…

いきなり、
「実は…俺ゲイなんだ」
って無理矢理展開よりも
80%ストレート 20%ゲイ
のようなバイセクシャルの人間が
今までは気にしたことがなかった
自身について悩み、
葛藤を描いた点は素直に評価したい。



以上!
史上最強のゲイ受けブロマンスシーン
について熱く語らせてもらいました。
いやーほんとこのドラマ大好きだわ

ではでは







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