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「あっこの人そうだったの?」ナチュラルな描写に好感

先日紹介した
ハマっているドラマ
「THE ROOKIE 40歳の新米ポリス!?」

ルーキー3人の内の一人 ジャクソン

彼が12話にして
ゲイキャラであることが判明して
興奮している。
いや、これは語弊があるか
正確には彼のセクシャリティは不明。
ただ男性をデートに誘う描写があった所、
そして6話の印象的なシーンから
勝手に自分がゲイだと思っている。

最近はドラマにゲイキャラクターが
出ることなんて当たり前すぎて
そこの部分に関して
特に驚きはしてないのだけど
このドラマでの彼の描き方が
少し特殊で興味深かったので
シェアしようと思う。


ドラマでのゲイキャラクター

メインキャラに
ゲイ、レズビアンがいる場合
99%が1話目で自己紹介的なセリフを
してて「あっこの人そうなのね」
と分かるんだけど、
このドラマ、12話になるまで
彼のロマンス描写やそれに関する話が
まっっったくないのだ。
なので完全にストレートキャラだと
思わされていた。
これは中々珍しいパターン

突然ゲイキャラにさせられた?

12話までロマンス描写やトークがなかったのに
突如ゲイロマンスが始まるってことは
キャラに色を持たせる為に
いきなりゲイキャラにさせられたのでは?

このドラマを観ている方は
絶対にこの疑念は出てこないだろう。

そう。6話のあの印象的なセリフが
きちんと伏線になっているからである。

「自分の生き方は選べる」

第6話
ゲイであることを蔑まれ
カッとなった勢いで
銃で父親を◯そうとした少年に向けて
ジャクソンが放った言葉

父親が悪かったで済む問題じゃない
誰かに相談したり、家を出ればよかった
それもせずに3人の人生を壊しかけた
問題を極端な手段で解決しようとしたからだ。

(落ち込む少年)

いいか…
子供は父親を選べない
でも自分の生き方は選べる

セリフだけだと
中々伝わりづらいんだけど
いや〜
ここのシーン本当によくできてて
印象的だったんです。
自分の居場所がなければ
逃げてもいいんだぜ
という兄貴的メッセージ。

ジャクソン、ストレートなのに
当事者に寄り添った
めちゃくちゃいいこと言うやんけ
と思っていたら、まさか
このシーンが伏線になっていたとは



THE ROOKIE
コメディ要素多めの
お気楽警察ドラマかと思いきや
こういった所でけっこう
よく作り込まれてるなと
好感度ますます上昇中。

現在シーズン1の16話まで鑑賞
このドラマ、ホント面白いわ。




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