きむりお

広報・ライター。制作会社にて編集・ライター>>転職。広報を担当しながら、ライターとして…

きむりお

広報・ライター。制作会社にて編集・ライター>>転職。広報を担当しながら、ライターとしても活動。“伝える仕事”はライフワーク。

最近の記事

宛名がある。心が宿る。今日は「世界郵便デー」

ポストを開くとき、僕は1日の中で一番 "無" の気持ちになります。 近隣全てにポスティングされであろうチラシ、どこで登録したか覚えのないDM、電気・水道料金の徴収票……「あぁ、はいはい」以外に感想がないけれど、受け取るしかありません。 でももし、そういう中で、誰かが自分の宛名を書いた手紙が交じっていたら。「えっ!? あの人からなんで!?」と思いながら、すぐに裏面を確認してしまうと思います。 どんなに世の中が便利になっても、「宛名」の力は強い。 むしろ、SNSで不特定多

    • 書きたいことを、書き出せない人へ ー9月1日を“悔い”がない日にするためにー

      僕はライターだけど、自分のことを書くのが苦手です。変なことを書いてツッこまれたら嫌だな、とか。大層な成果・実績もない自分に何を語るのか…と躊躇して、とか。 書きたい気持ち、意欲はあるけど、何となく書き出せない。 「そんなの自分だけだろうか?」と思っていたら、意外と妻も同じようなことを言っていました。「書きたいけど、どう書いていいか分からない」と。 ちなみに、妻はデザイナー。本人いわく、長文を書くのが得意ではない。だったらと、僕から2つの方法を提案しました。 ■書けない

      • あなたは書く仕事を続けなさい─振り返って見つけた未来への原点

        僕はこれまで2回の転職を経験しています。1回目で広報職に転職し、2回目で今の会社に移って広報を担当しています。 新卒で入った会社は、制作会社です。主に広報紙をつくるライター・編集として仕事をしていました。 確か、志望理由は「自分が好きな“書く”ことを仕事にして、世の中の知られざる魅力を伝えたい」と話していました。 ですが、入社当初は営業を担当していました。“お客さんを知る、きちんと話を聞ける人材になるため”という趣旨で、ライター志望の新人が経験する登竜門だったんです。ライ

        • いま、ここで一時停止

          頑張っている姿を見ると 感化される 自分も頑張ろう もっとできるはず もっと学ぼう 何か新しいことをしたい そう思うほど 苦しくなるときもある 仕事が遅いとき 嫌なことがあったとき 今日は休もう 明日やろうと 一呼吸置く これが自分のペースだからと言い聞かせても それすら言い訳に聞こえる 自分が休んでいる間に 頑張っている人がいる その現実が後ろめたい すごい人にはかなわない 比較にならない 自分が頑張れないことに 罪悪感が募る ちょっと立ち止まってみよう 君はでき

        宛名がある。心が宿る。今日は「世界郵便デー」

          プロポーズは突然に。本音が脱走したその日から

          その日は、彼女の誕生日だったんです。 彼女の家でTVを観ながら、日本酒を飲んでいました。 おそろいのお猪口を置き、 僕は思い立ったように突然切り出しました。 “いや、その、嫌じゃなかったらさ…、 もし良かったら、このままずっと一緒にいようか” 前置きに前置きを重ねる自信の無さが恥ずかしい、、 これが僕のプロポーズでした。 何の前触れもなかったので、 彼女は、自分が何を言われているのか、理解が追い付かなかった様子。 3秒くらい間があって、涙が溢れてきました。 この記憶

          プロポーズは突然に。本音が脱走したその日から

          進むための落とし前

          自分の本音を見て見ぬフリをしてしまいました。 人と一緒に、ことチームで何かっていうと、いつもそうなんです。 何かしようとっていう時に、大多数がOKだったら、 じゃあそれでOKかなって自然に思って。 でも、後になって思う。 “僕、本当にできるかな?” さらに考えて、思う。 “みんな大丈夫って言ってるから大丈夫でしょ” 他人に太鼓判押してもらって謎の安心感を得るという。 こうして文字におこしてみると、なんという責任転嫁。 自分の考えを言ったところで、良い方向に転ぶか

          進むための落とし前

          エール ーキラキラしない僕の学びー

          僕は今年、コピーライター・阿部広太郎さんが主宰する「言葉の企画2020」に参加しています。申し込みが5月で、直近の8月の講義で早くも3回目が終わりました。年末まで月1回続く講義は、前半戦終了です。 サッカーで言うハーフタイム。正直、成長したような、後退したような、心の中で一進一退しています。というのも、自分以外99名の参加者(企画生)が全員キラキラしておるからです。絡めと言われても絡めない。前を走り続けている人たちの背中をただ見るばかりです。 “妻に言われてポシャった200

          エール ーキラキラしない僕の学びー

          “面白い”理由を説明するのは野暮じゃない!!

          僕は今、全力で取り組んでいることがあります。 乃木坂46「インフルエンサー」サビのダンスをマスターすることです。 理由…ですか? なんとなく面白くないですか!? 在宅勤務終わりに、おもむろにYouTubeを立ち上げる。 どこに披露するわけでもないダンスを、 アイドルの完コピ動画を観て、 妻に白い目で見られながら、 踊る。 僕、31歳、さわやかな笑顔で。 今考えれば、 この短文が面白いに違いないと思って始めたのかもしれません。 ここで脳内に流れる♪ブンブンブンを止めて

          “面白い”理由を説明するのは野暮じゃない!!

          どうしても今書かないと前に進めないから

          いつも心の中を見透かされている気がするんです。 隠しているつもりはないけど、 メールが来るたびドキッとしてしまう自分がいます。 “外の目線を意識すること。” 5月から参加している「言葉の企画」の 主催者・阿部さんから送られてきたメールにあった言葉です。 前回、何のために唐突にnoteを書いたのかと振り返ると、 自戒の念を込めて、同じ「言葉の企画」参加者の方々に反省を伝え記しておきたかったから。 でも、本当にそれだけで良かったのかな─。 一生懸命考えてみたものの、 ど

          どうしても今書かないと前に進めないから

          僕からのお手紙【言葉の企画2020】

          この記事を読もうとして下さっているあなたへ アクセスしていただきありがとうございます! 「言葉の企画2020」企画生28の者です。 改めましてよろしくお願いいたします。 3分も掛からないので、少しお付き合いいただけたら幸いです。 ■最初に謝罪させてください!初回課題の自己紹介企画。 僕は奥さんとの会話から自分の人となりを 伝えようと企てました。 広報の人、キングオブコントに出る人、 奥さんとふざけた会話をしている人、 一糸まとわぬ姿でリビングをうろつく人、 何か印象に

          僕からのお手紙【言葉の企画2020】

          未経験からの広報転職 ─お金より経験を選択した20代─

          最初は何とかなると思っていました。 結果として広報職への転職に要したのは約1年半。 重くのしかかったのは“未経験”ということです。 今考えれば、もっと良い書き方があったのかもしれませんが、 書類審査で“未経験”を理由に落ちまくりました…。 気持ちはわかります。 “元気な未経験”より、“落ち着いた経験者”の方が安心ですよね。 広報担当を目指したきっかけ 僕は当時20代後半でした。 新卒で制作会社に入社。5年以上、ライターとして、企業の広報誌やWebサイトや色々な

          未経験からの広報転職 ─お金より経験を選択した20代─