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どうしても今書かないと前に進めないから

いつも心の中を見透かされている気がするんです。
隠しているつもりはないけど、
メールが来るたびドキッとしてしまう自分がいます。

“外の目線を意識すること。”

5月から参加している「言葉の企画」の
主催者・阿部さんから送られてきたメールにあった言葉です。

前回、何のために唐突にnoteを書いたのかと振り返ると、
自戒の念を込めて、同じ「言葉の企画」参加者の方々に反省を伝え記しておきたかったから。

でも、本当にそれだけで良かったのかな─。

一生懸命考えてみたものの、
どこか逃げの答えが浮かぶばかりでした。

その理由は突き詰めると実に単純。

自分の心をさらすことに、まだ抵抗があったからです。


■僕は僕のためにnoteを書く

この数日間で「言葉の企画2020」のマガジンに登録された記事をすべて読みました。
「いいね」を残し、どこまで読んだかわかるようにしながら、時にコメントしたりもしました。

感じたことは一つ。

みんな、自分の思いをちゃんと整理して文章にしていること。

僕はと立ち返ってみると、
本音は心の中にしまったままなんじゃないかと気づきました。

他人に一方的に伝えたいことを優先して、
自分で解決すべきことは心の中に閉じ込めておいたままだな、と。

良く言うと、外の目線を意識した結果かもしれません。

ただ、この事実をえぐっていくと、実は他人のためという大義名分に隠れ、
無意識のうちに自分が傷つかないよう、自己を出さず、守ろうとしている
小さな僕がようやく顔を出します。

“他人に出会って自分になれる”

初回の講義で学んで“はっ”としたばかりのことを
頭でわかっていても心が追い付いてきていませんでした。

だから、僕は僕のためにnoteで今の自分を残そうと思い立ち、
ここに至ります。


■ “面白い”に自信を持ってみたらいいかも

新世紀エヴァンゲリオンが好きな人は
「あぁ、大人になってもシンジ君のままの人はいるんだな」と思うかもしれません。

なんなら、僕が今、そう思っています。

今年31歳(正確には32歳になる年)。
人生100年時代だから遅いことはありません。


きちんと自分と向き合って、出していく。


これまでのキャリアを振り返ってみても、
良かった“企画”には、自分らしさがきちんとあった気がします。

お客さんのことばかり考えて寄せたものより、
下らなすぎて自分で笑っちゃうくらいのものの方が
結果的にお客さんウケも良かった気がします。

大体、企画タイトルがコテコテの“ダジャレ”だったり、
キャラクターを使った“イロモノ”だったりするんですけどね。

でも、それも絶対面白いと確信を持った、
僕らしい、そのとき僕にしかできなかった企画だったと自信を持っています。
現に、今でも「あの仕事面白かったなぁ」って人に話すくらいですから。

“独りよがりではなく、誰かのための、自分ならではの面白いこと”

僕が今、考える良い企画の定義です。

だから、もう恥ずかしがらないようにしてみます。
僕が思う面白いに自信を持ってみます。

キングオブコントでは毎年、ほんの少しウケて
1回戦落ちを続けていることは記憶から一旦抹消したので
前に進もうと思います。

いつか誰に見られても、いつか自分が読んでも
恥ずかしくないように、書き記しておきます。

ここまで読んでくださった、
画面の前の方、ありがとうございました。

さて、ここまで書いて時刻は23時。
僕は日本酒飲んで次の面白いこと考えます。


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