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日記|明日のパン

4日5日と東京に行ってきた。
一番の目的は好きなバンドの日比谷野音ライブ。
偶然好きな詩人たちのライブも重なって、
詩人知人にたくさん会えた。

東京在住の人と昼飲みをして、
あっという間に2時間ぐらい過ぎた。
その時の会話のハイライト。

明日のパン、と関西の人間は当たり前に言う。
買い物の最中だとか、パン屋の前を通りすがりに
翌朝食べるためのパンを買うことを
「明日のパン買う」と言う。
当たり前すぎて、考えたことがなかった。

生まれ育った家の朝食はずっとパン派だった。
朝からご飯を炊くのは手間だから、
トーストと、コーヒーと、果物やサラダがあれば十分だし
ヨーグルトやスクランブルエッグや缶詰のあんこがあればさらに幸せ。
喫茶店のモーニングみたいな朝食だった。

明日のパン、とセンテンスだけを切り取ってみると
ライフワークの対義語としてのライスワークとか
人はパンのみにて生くるものにアラズみたいな
生きるための哲学めいてくる。

これがわたしの明日のパン。

歯ごたえと滋味のあるドイツパンなのか
お菓子みたいなクッキー生地のメロンパンなのか。
焼きそばパン?塩パン?
スーパーでちょっといい食パンを買ってもいいし、
商店街の専門店のベーグルもいいなぁ。

どんなパンを用意して明日を迎えよう?

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