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日記|健康体

書かなきゃいけない詩がひとつ書けたので休憩。

骨折の経過を診てもらいに整形外科に行くと180分待ち。
アミューズメントパークの行列みたいな待ち時間を、
小説新潮を読んで過ごした。
白尾悠さんと上村裕香さんが面白かった。
新しいものを発掘する嗅覚が鈍るのを年齢のせいにするのは嫌なので
文芸誌を読むのは習慣にしようと思ってる。

怪我の回復は自覚していた通りかなり早くて、
全治2ヶ月と言われていたのがほぼ半分で済んだ。
外見は年相応、もしくは老けて見られることが多いけれど
内臓の若さや回復力には自信がある。
悲しいほどの健康体。
美人薄命はとうの昔に諦めているが、
生命力なら分けてあげられる。
どうもそういう宿命らしいです

いつ死んでもいいんだ、と、
大好きなミュージシャンが言っていて
それは間違いなく
いつでもその時点でのベストをやれている自信からきているのであり
わたしはそう思えるぐらいのものを作れてるかなと
あれからずっと考えている。

ある夜更けに悪魔がやってきて
『おいお前、寿命が一年短くなる代わりに
途轍もなくいい詩がひとつ書けるならどうする?』

と契約書を差し出したら、きっとサインはする。
迷わず。


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