見出し画像

冬になると食べたくなるもの(映えない食卓4)

季節は冬。
いつもの帰り道はもう暗い。
かじかんだ手と、千切れそうなほど冷たくなった耳。
家路を急ぐ足は、晩ごはんへの期待を含んでいる。

こういうとき、みなさんが想像する食べ物ってなんですか?

みんなでつつく、おろし鍋?
熱燗とおでん?

子どもの頃、こういうときに食べたいものは何と言っても「グラタン」でした。

グラタンが嫌いな子どもっておらんのちゃうかと思う。

母にとっての家計節約、子どもにとっての好物ということで、我が家ではグラタンが頻繁に登場しました。
鶏肉とじゃがいもの入ったやつ。

ハインツのホワイトソースやエビグラタンなんて、その存在すら知らんまま大人になりました。
3人きょうだいで、牛乳2リットル分くらいのグラタンは一食でなくなりましたね。

結婚してからもたまに作るんですが、最近ようやく上手に作れるようになりました。

こどもグラタン

巷ではいろいろなレシピがあります。
具材と小麦粉を一緒に炒めてしまうとか、牛乳だけじゃなく水も加えて、一緒にマカロニも茹でてしまうとか。

でも結局、シーフードミックスやきのこから水が出たりして、小麦がダマになっちゃったりしてたんですよね。

最終的に、ホワイトソースと具材炒めは別でする方法に落ち着きました。

玉ねぎ1玉、バター100g、薄力粉100gを炒める。
そこに牛乳1リットルを少しずつ入れる。
鶏もも肉と舞茸をフライパンで炒めて、そこにレンチンで柔らかくしたじゃがいもを入れる。
最後にソースと合わせる。

これに、マカロニやらチーズやら入れて、トースターで焼いていただきます。
こども大好き、こどもグラタンです。
夫も大好きです。

ブロッコリー入れようと思ってたのに忘れました。

以下、その他の料理たち

ツバメの巣とツバスほどの差

ツバスを煮付けました。
なんかすごい見た目ですね。
ツバメの巣より安価ですが、栄養満点。

私は青魚が好きです。

おっぱいチャーハン

鶏の胸肉ミンチを使い倒している我が家。
チャーハンの具にもなります。

胸肉ボイン。おっぱいボイン。

白菜や 春雨やらの 汁物や

俳句です。
風情を感じながら食べてほしいという願いが込められています。

が、春雨が予想以上に汁を吸って、30分後には最後の「汁物や」がなくなってしまいました。

こんな感じで、レシピ本に載らない系の料理が好きです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?