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テンションの上がる特別なごはん(映えない食卓8)

誕生日とかクリスマスとか記念日とか、
特別なごはんが並ぶ日ってたまにありますよね。

特別な日じゃなくても、特別なごはんが並ぶと、その日が特別になったり。

お散歩するのは好きだけれど、商業施設でのショッピングや遠出をするよりは、家で過ごしたい私たち夫婦。
加えて、外食が苦手、生後間もない赤ん坊がいる、などの理由で、ご飯は三食家で食べています。

そんな我が家の食卓は、基本的に作り置き。
でも、たまにパァーッと楽しみたいときに、豪華なご飯を作ります。
材料費をかけるのではなく、手間をかける豪華さ。

海老のパラダイ寿司

夫は海老が大好物です。
海老料理の中でも、海老の握り寿司が最強らしい。

でも海老の寿司って高いし、ひとり暮らしのときはほとんど食べたことがなかったそう。

一緒に暮らすようになってから、一年に3回ほど握ってあげるようになりました。
スーパーで冷凍のブラックタイガーが24尾1,000円のときに買っておきます。

贅沢やけど、回転寿司よりも安いし、回転寿司のバナメイエビよりも圧倒的においしい。

つまようじで海老の背中をまっすぐにして茹でて、包丁で開いて、酢飯と握っていくだけなので、案外簡単。
しかも、わりと楽しい。

知ってました?
最近の海老って、断食させてから殺すらしくて、背ワタが入ってないことが多いんです。

むごいことをする…

海鳥と陸鳥のコラボ寿司

前述の海老寿司を握った際、酢飯が余ったんですね。かなりたくさん。

というわけで、海鳥(シーチキン)と陸鳥(卵)を使って、簡単ちらし寿司にしました。

コック・オ・ヴァン 〜ブルゴーニュの夕べ〜

妊娠から産後の今に至るまで、10ヶ月以上お酒を飲んでいませんでした。
別に飲みたくもならなかったんですが、育休中の夫と一緒にワインを飲みたくて作った一品。

ピノノワールという、軽めの赤ワインになるぶどうの品種があるんですが、
ピノノワールと言えばブルゴーニュ!ってくらい有名な産地です。
フランスです。

ジュヴレ・シャンベルタンという、むちゃくちゃ美味しい赤ワインがあるのもブルゴーニュ。飲んだことないけど。
シャルドネ種の白ワインをたくさん作っているのも、ブルゴーニュ。

結婚するまで、チリの500〜1,000円ワインばっかり飲んで楽しんでたので、私にとってはかなりのカルチャーショックでした。

給料の3分の1をワインに注ぎ込むなんて、こいつとは絶対結婚するまいと思った記憶がある。知り合ってすぐの頃。

そんなブルゴーニュワインに合わせるのは、ブルゴーニュの郷土料理であるコック・オ・ヴァン。
鶏肉の赤ワイン煮です。

安いワインで作れば、材料費も大してかからないし、
見た目の割には簡単です。

ホロホロに煮込んだ鶏肉のあまりの美味しさに、
夫がガツガツ食べてくれたあとの、残骸的な写真ですいません。

家で焼いたフォッカチオと一緒にどうぞ。茹でたブロッコリーもよく合いました。

家でパンを焼くなんて、ハードル高そうでしょ?

でも、フォッカチオはバターじゃなくてオイルを使うから捏ねやすいし、
グルテンの膜が張るほどには捏ねなくていいし、
あとはオーブントースターで焼くだけなので、むっちゃ、楽です。

お菓子作りも、ご飯作りも、パン焼きも、
インスタとかのおかげで、見た目に美味しそうじゃないとあかんっていう風潮があると思うんです。

でも、盛り付けとか、器をいっぱい使うとか面倒やし、センスもいるじゃないですか。食材もいっぱい使わなあかんし。しかもちょっとずつ。

我が家は、美味しくて安くて、手間がかからなくて、なるべく安心して食べられるものを食卓に並べたいだけなんです。

だから、バエない食卓。

今回は残念ながらホームベーカリーが壊れて、夫がパン生地を捏ねましたが。

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