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子どもが好きで保育士になったが、クラス運営と保護者対応に向いていなくてパート保育士になって五年。自分は今幸せなのか考えてみた。

小さい子が可愛くて好きで保育士になりました。私立の保育園に勤めて数年。なんかしんどいと思うことが増え、朝が憂鬱になっていきました。

向いていないものに気付いた

色々突き詰めて考えた結果、子どもは好きだがクラス運営にそんなに興味がなかった。保護者対応が苦手。この二つが大きな重しになっていました。

なにあまっちょろいこと言ってんだ、とどこからか怒られそうではありますが私自身の性質上どうしても重い負担となって、のし掛かってしまい、乗り越えることが出来ず、逃げることを選択しました。逃げて良かったです。役に立つ。

フルタイムパートという道に変更

フルタイムのパート保育士という道は非常に身軽で歩きやすいです。ハイキングコース。

"クラス"や"カリキュラム""担任"など考える事が減った分、より個人に目を向け、その子その子に適したフォローを考える余裕が出来ました。

子どもが自分で出来るように見守ったり手助けするのって本当に楽しいし、やりがいあります。

私の園はパートはクラスを持ちません。

手が足りていない所にフォローに入ります。かゆい所に手を届かせます。初めは「自分のクラス」がない事に寂しさを感じていましたが今は「園全体が私のクラス」という感覚です。クラスの人数が増えました。大増量。

収入は減少、準備片付け・掃除が増え腰痛に悩まされたりと諸々デメリットはあります。

私は使い捨ての駒か!と思えるくらいコキ使われる事もありますが、自分が苦手な分野に費やす時間がほぼなくなり、精神的にかなり解放されてます。プライベートの時間が確保されてトータルで生活の質は向上していると感じてます。

・シフト固定なので生活リズムが整いました。早寝早起き。
・残業、持ち帰りの仕事がないのでアフター5から就寝まで時間を好きに使えます。趣味が増えました。楽しい。
・土日休みなのでしっかり充電できる。ストレス持ち越さない。

心身の健康は全ての土台ですね。大事。

時々時給を上げて欲しいと猛烈に…猛烈に!思う事もありますが、このコロナ禍で仕事があるだけでもありがたいですね。ありがたや。

幸せの要素

苦手分野から逃げてできた余裕で、やりがいを感じる分野に考える時間を当てたり、自分が心地好いと感じるセンサーの感度が向上し、幸せと言える要素がある事に気付きやすくなりました。

しかし意識しないと気付けないものですね。今ある幸せの要素を大事に育てて更に見つけていきたいと思います。



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