日本の街並みはどうしてうるさいのか?|#71
みなさんこんばんは。こひまるです。
以前、北欧旅行に行った際にとても感じたこと。それは日本の景観のうるささ。ちょこっとだけ前記事でも触れましたが、今日はこちらを改めて考えていければなと。
以前触れた記事はコチラ。
[1] 日本のイメージカラーは何色?
北欧旅行に訪れた際、街をぶらぶら歩くことが多かったです。お散歩大好き、目的もなく歩く道、そこで気づいたのは、どの国も街並みの色が統一されていること。日本と大きく違う点だと体感してきました。
個人的なお話しかも知れませんが、私は世界各国に対してなんとなくイメージカラーを持っています。国旗も大いに関係しているかとは思います。
わかりやすいところで言えばアメリカ。
ここは赤!青!黄色!ピンク!などのビビットカラー。原色。
中国は赤・黄色・濃い緑。
フィンランドは水色・くすんだ緑・白・黒、などなど。
なんとなくイメージできる方も多いのではないでしょうか。
ではここで、日本を想像してみてください。日本のイメージカラー、何色が思い浮かびますでしょうか。
日の丸だから赤?島国だから青?それとも性格を表したグレー?
恐らく、上記で紹介した国々よりも、印象は人により様々かと思います。
特に都会。
建物ごとにコンセプトはあると思いますが、あっちはシックなカラー、こっちは煌びやか。かと思うと自然アピールをしてアースカラーにしてみたり。
私の中での日本のイメージカラーはごちゃ混ぜなのです。
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[2] 街並みがうるさく感じる原因は?
では、何がそうさせるのか。最も大きく関係しているのは、以下の2点ではないかと推測しています。
1:先進国の島国であるため
2:日本語を用いているため
切り分けてご紹介しますね。
まずは、「1:先進国の島国である」ということについて。
日本は島国です。島国では、独自の文化を築き上げる傾向があります。日本国内、都道府県でそれが色濃く残っているところというと、私は北海道が思い浮かびます。
北海道と言えば、雪国。広大な大地。北海道弁。海鮮。
そして重要なのが道内愛。
北海道民は、仕事のために上京などをしたとしても、いつかは地元に帰りたいと思う人が少なくない印象があります。なぜなら、北海道で完結ができていると同時に、北海道への愛があるからです。
では、日本全土でみたとき、一国として他国に負けない文化があるか?
「もったいない」などの国民性はさておき、建築やデザインはいろんな国のいいとこどりという印象です。古き良き、着物を着た、掛け軸が家庭に残るような、そんな文化はすでに消失しかけ、あっちに手を出しこっちに手を出しという状態。
その理由は恐らく、先進国であるということで、流通が盛んになったことが要因だと思っています。
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次いで、「2:日本語を用いている」ということ。
これは純粋に表記の問題です。一言で”日本語”と言えども、ひらがな・カタカナ・漢字から成り立つ難しい言語、それが日本語です。
外国人の方が、日本語の習得が難しい、というのも頷けます。(私が外国人であれば、日本語を覚えたいなんて思えない…。)
さて、街並みをイメージしてみたときに。
この日本語に加え、ローマ字、英語、中国語、韓国語などの表記が街には溢れ返っているのです。
私が訪れた北欧4ヶ国、フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマークは、各国の言語を持っています。それにも関わらず、表記としてうるささを感じなかった。
それは、ローマ字で統一されていたからだと思っています。
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[3] どうやったらうるささから解放されるのか?
結論、日本国内にいるのであれば不可能です。完全な独裁政権下に置かれるのであれば話は別ですが。
不可能な理由は、国民性が大きく関係していると思っています。だって、日本人は優しいもの。真面目だもの。ミーハーだもの。
効率を求めるのであれば、あらゆる国と国交をする方が良い。輸出入しかり、様々な人種を受け入れていくのが日本。
そして、外国人の方が日本にいらっしゃることがあるのであれば、いろんな言語表記はすべき。おもてなしの精神。優しさ。
そのうち、日本独自の文化が消失してしまう可能性もありますが、その時はその時。日本にいると、世界各国を旅しているような気分になる、そんな日が来るかも知れません。
ただし、京都・石川・北海道には勝手ながら期待を寄せています。他力本願で甚だお恥ずかしい話ではありますが、日本の街並みを綺麗に保管してくれているのがこの3都道府県だと思っています。
うるささから解放されたいのであれば、上記3都道府県はおすすめです。
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以上、超個人的見解を展開いたしました。
もはやデザイン的に日本ってなんかダサいと感じていても、それすら誇るべきかも知れません。(一切馬鹿にはしていないです。)
とは言え、今の時代にももっと合いつつ、日本らしさが表現できるデザインで溢れればなあ、と思っております。私も少しばかり貢献できるといいけれども。
そんな日本になることを祈りまして、本日のnoteの締めとさせていただきます。それでは!
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