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小濱家のニュージーランド家族留学 vol.1

コロナ禍で長らくご無沙汰していた留学支援事業。2023年になりご相談がくるようになってきました。

2022年5月からニュージーランドは2年ぶりの国境再開、隔離なしで渡航できるようになりました。円安、航空券の高騰など、まだまだ海外へのハードルは続きますが、今年になって、小学生の親御さんからの親子留学、高校生のご子息の留学の相談のご相談などなど、、、留学への関心が高まってきたように感じます。

弊社は2013年から人材紹介事業をしていますが、2014年に我が家が体験した「家族留学」「親子留学」を元に、2016年から留学支援もスタートしました。当初はニュージーランド専門でしたが、提携先も広がり今は、いくつかの英語圏への留学のご提案が可能になっています。

最近またコロナ前のように親子留学の問い合わせが入ってくるようになった中で、webページ一つ作っていないことを思い出し、、、せめて我が家の体験で、家族留学がどうだったかくらいは記事に残しておこうと思い、久しぶりにnoteをかいていきます、、、

我が家がニュージーランドへ初めて家族留学したのが2015年。息子が小4、娘が小1の時。

今は息子が高3、娘が中3に。子育て期間も気が付けば折り返し地点を超えました。もう子供たちは自分の人生を歩んでいるし、とにかく皆忙しくて家族揃う時間も少ない。だけど4人揃って食事したりすると留学した時の共通話題で盛り上がる。あのタイミングで家族で留学しておいてほんとによかったと最近つくづく思っています。

2015年:  家族4人(息子小4,娘小1)で2か月留学
2016年:妻と娘(小2)で3か月の親子留学
2017年: :妻と娘(小3)で3か月の親子留学
2018年:妻と娘(小4)で1年の親子留学

我が家は4年間に渡り、ニュージーランドに留学しました。4年間ずっと同じ現地の小学校でお世話になった娘にとっては、もう第二の母校のよう。当時は現地の校長先生もいつでも娘に席を用意してくれている状態になってました。日本でのNZ留学フェアで各学校が来日するときには校長先生から妻にアシスタントとして来て欲しいと依頼がきて上京してお手伝いしています。約4年に渡る2拠点生活。最後の1年は中学に進学した息子に学校の寮に入ってもらい、家族3拠点生活。

思い切った決断でした。子供たちの学校生活、私と妻の仕事の事、何より資金繰り、、、

なぜ留学?なぜNZ?

妻の発案。妻は徳島出身。幼い頃に阿波踊りで選抜され、欧州公演はじめ海外公演に行く機会が何度かあったようです。そこから徐々に海外に興味が湧き、進学も外国語系の学校へ。留学へのあこがれがあったが、当時は両親の反対で留学できなかった模様。社会人になると独身時代は一人でイタリアを旅行したりと。一年に一回は海外に行ってないと落ち着かないみたいな。そんな妻は、自分の子供と親子で留学できたらいいな!という気持ちをずっと持っていたようです。

息子が小学生、娘が幼稚園に通い出すと、子供たちに英語も教え始めます。そんな中で初めてセブ島への2週間の親子留学の計画を始めます。ところが子供たちのダンスイベントと重なった事で白紙に。そのあと私がリクルートを退職して独立する決断をしたタイミングで、「あ!そしたら家族でいけるやん!」「パパも一緒にきて、現地で仕事したらいいやん」と超アクティブな提案が・・・いけなくもないなあと思い切りました。(当時はまだオンラインではなく対面が主の仕事で、現地にいってしまうと、オンライン駆使して仕事するんですが、たいした仕事にならず、帰国後半年くらいは、仕事を立て直すのにほんと大変だった・・)

妻は自宅でキッズ向けの英語教室をしていて、これから子供たちへの留学提案につながるとして、親子留学・家族留学を我が家で体験してみるという発想に。妻が事業としてやりたいとプレゼンしてきた。折角いくのだから、2週間ではなく2か月くらいは最低いきたい。1か月は自分たちで住まいを借りて生活してみる。後半1か月は実際にホームステイで過ごしてみるという計画に。行先は、新婚旅行でご縁ができたニュージーランドに。子どもたちを連れていくには、英語圏で治安がよく、自然溢れる最適なところでは?と行先を決めました。新婚旅行では南島の大自然に囲まれたワナカでのんびり過ごし、夫婦でいつかまたNZへ!という気持ちも強くあったのもある。

いくつか留学エージェントを調べる中で、ある留学エージェントと出会う。子供だけでなく母もしっかり英語を学べる親子留学。日本での説明会に参加して、即決しました。

海外留学のほとんどは、現地の語学スクールに通う事が当たり前。語学スクールだと世界各地から来た学生(特に今は中国や韓国などアジア圏)が多いので、できたら現地の公立の小学校で、ネイティブのお友達や先生の環境に御世話になりたいと考えていた。それがNZで叶うことになる。エージェントさんに色々な要望を聞いていただき、市街地から車で30分くらいの郊外の高級住宅地にある公立の小学校と繋いでいただく事に。

当時オークランド市内のいくつかの公立校に留学が可能ということだったが、現在は長期留学生(1年以上)のみの受け入れしかしてもらえない学校がほとんど。2か月といっても短期になるので、本来受け入れ先が少ない・・そんな状況の中、この小学校との出会いは我が家にとってはとても有難いご縁になった。同じ公立校でも地域、校風が違うと全く過ごし方が変わってくる様子。ご紹介いただいた小学校は、校則も比較的厳しい方で、言葉使いや挨拶なども教育している校風があり、我が家が望む校風に近かった(子供の留学は校風マッチングも重要)

ほぼ地元の方々が通う学校でもありながら、世界各国から留学生を受け入れている実績がある。それでいてNZは移住者も多いので、インド人やスペイン人などクラスの中はワールドワイド。希望に近い学校とのご縁をいただいたのです。

いざNZへ(2015年)

2015年5月のGWに出発。娘が小学校入学したばかり。当時は世界中でテロも頻繁に起こっていて、色々不安がないわけではなかったし、この時期に、家族で留学する事で、一体何が得られるのか。当時は妻の前向きな姿勢とは違って、僕自身は少し不安に思っていた気がする。

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2か月分となると、この量では追いつかず事前に
段ボール2個送り済み📦
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伊丹→成田→オークランドへ
新婚旅行以来のニュージーランド航空!

伊丹-成田経由で、ニュージーランド航空でいよいよNZ最大の都市オークランドへ。人口160万人ほど。海に面してて神戸に近い印象を持ちました。また都市とはいえ少し離れると羊が放牧されていたりと、自然に囲まれており我が家には暮らしやすい町に感じました。

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オークランドシティ

初日からハプニングが…6歳の娘は飛行機に一度も乗った事がない中で、いきなりの長時間フライト。しかも客室乗務員さんの急病発生で、オーストラリアに緊急一時着陸もあり、11時間のところ、14時間のフライトに...そんな中で乗り物酔いになってしまう。機内に着替えを持ち込んでいなかったので大変!娘は衰弱した状態でNZの地を踏みました💦その後滞在先ホテルにドクターを呼び診察していただく状態に・・・初日は全く動けず。なんとか回復し無事学校初日を迎える事に。

家族留学なので、子供たちは小学校へ通学。妻は通学時間の間に、語学スクールに通い英語を勉強するという2か月を過ごします。私は子供たちの送迎を担当して、日中は仕事やランニングをして過ごすという事にしました。有難い事に留学エージェントさんのオフィスとWi-Fiをお借りして仕事をできる環境も提供いただきました。オフィスと妻のスクールがオークランド市街地にあるので、住まいも最初の一か月は、市街地にあるホテルに滞在し、子供たちはバスで30分ほどかけて通学することにしました。

妻の教室は、英検や受験のためだけの英語ではなく、英語で話せる、自分の意見をしっかりと言えるようになるのを目標にしている。なので外国人と対峙した時に、何とか自分の単語力でも、話せる、伝えられる、理解できる力をつける事にフォーカスしてきてる。まさにそれを現地で我が子で実践してみるのが目標でもあった。

しかしながら、私は送り迎えしかできないので、妻の語学学校が始まるまでは妻と一緒に送り迎えして、そのあと父のみで学校の送り迎えを担当する事に。初日は先生に挨拶したり、学校の説明を聞かないといけなくて、もちろん妻がいないと全く父は機能しない🤣

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朝7時ごろ。通勤ラッシュの中を通り抜けBritomartへ。いざ学校方面行きのバスに乗り初登校。
オークランドの鉄道や汽船の玄関口「Britomart」
バスで30分、閑静な住宅地の中にある学校でした
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緊張と不安でいっぱいの初日(娘)
木造の親しみやすい校舎

留学生の受け入れを担当してくれているD先生にご挨拶。そこから娘の事を色々フォローしてくれる同級生バディ2人とご対面。教室へ連れていってくれます。緊張気味の娘。ちょっと泣きそうだったな。なんとか教室へ入っていきました。

息子の方は4年生クラスへ。物怖じしない、こういう環境を楽しめるタイプの息子は、すんなり入っていきました。

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クラスメイトに紹介される様子(息子)

初日、お迎えにいったときは、息子の方は一日で馴染めたのか、話す友達もでき、楽しそうに帰ってきて、いろんな話をしてくれましたが、娘はお迎えにいくと2,3日は泣いて出てきてました。とにかく泣いてて、何が辛いかも説明できない様子で。家族でいると安心して機嫌が直る状態。あとでわかったんですが、バディの子が話かけてくれても言葉がわからず、先生の授業も全くわからない、一日中何もわからない事が苦痛だった様子。なかなかの状態で放り込んでいたんかなと(苦笑)。数日は朝の足取りも重かったのを覚えてる。でも学校が苦痛でも休みたいとは言わなかった。兄と一緒に登校出来ることも大きかったのかな。

そうして4日目くらい?だったかな。迎えにいくと放課後友達を遊んでいる状態になり、さらに数日経つと裸足で走り回る状態に(驚)言葉もなんとなく意味がわかるようになり、妻のレッスンで習ったフレーズも少しずつ使いながら伝えることができるようになってきた様子。

子供って凄いな!とほんとに感心した。
すべての言葉の一つ一つの意味はきっとわかっていないはず。でも何を言おうとしているかを感じとるんだろなー通じ合うようになり、もう友達になっちゃう。9歳までに留学を勧められる理由の一つにはこういう事もあるみたい。

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日本でも見なかった裸足で遊ぶ姿(娘)
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あっという間に仲良しに(娘)

2人の留学生活がなんとか軌道にのりました。

帰り際、父が担任の先生から話しかけられるも、何を言っているかさっぱりわからないのにyesしかいえない。「パパわからんから、しっかり聞いてきてな。わからないときは遠慮せずに聞くんやで!」と子供任せに(笑)送迎機能しか役に立たない状態でした・・それでも子供たちがなんとか聞き取って帰ってきて、回るようになっていきました。

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今日あった出来事を兄妹で話し合う帰り道

慣れてくると、3人で帰り路、少し寄り道して帰ろうということになり、学校の前のバス停から乗らずに、海まで歩いて、遊んでから帰るように。

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学校からビーチまでの道のり
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ビーチ大好きに。裸足で砂は最高やね
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学校の帰り道の定番の場所

大阪の小学校生活では、なかなかありえない帰り道。また海がキレいんだよなー。パン屋で菓子パン買って、バスを途中下車して、MISSON BAYの公園で夕方まで遊び倒して帰る日もあった(笑) その瞬間って、実は父が一番幸せを感じてたなー。なかなか大阪ではありえない時間を親も楽しんだ。細かい事を気にしなくなったな。公園にいる子たちが、学校の友達じゃなくても、自然と鬼ごっこみたいなのが始まり、気が付けば現地の子供たちとはしゃいでいる2人。大人しい娘もNZで開放的な性格になっていく不思議。とにかく空気が澄んでて、緑も空の青もキレイ!外にいる事がほんとに気持ちいい。幸せな時間だなーって思った。

パン食べおわる前に遊具に向かって急ぐ2人!
何回やるねん!いうくらい繰り返し乗る(笑)
大阪の公園にはないよなー。あーああー(ターザン)

NZの教育

学校では日本と違ってクラス全員で同じことをする授業ではなく、それぞれに合った課題をそれぞれがクリアしていくスタイル。日本と全く違う授業スタイルに、はじめは二人とも何をしていいのかわからないようでした。

でも上の息子は、NZスタイルが自分に合っているらしく、すぐに慣れ自分でやりたい課題を見つけ取り組んでいました。積極的に友達とやりとりしながら課題をこなす姿を先生から評価され、学期に一度表彰される集会で表彰いただいたことは息子の大きな自信につながったみたい。表彰式も息子に内緒で先生が親にこそっと連絡をくれていて。息子は親が来ている事に気づいていない。これもNZ風!?

全校生徒の前で表彰される息子

授業の内容も、一つの出来事を紹介し、そこを深く考える機会を作り、掘っていくような内容があったり。関連する事を一緒に学んでいくスタイル。きっと到達すべき目標があって、そこへのプロセスは生徒毎で違ってていい、いろんな道があってよいってなってるのかな。それから芸術やスポーツの時間が多い。その方が集中力を養えるからだと聞きました。面白い発想だなーと。

下の娘は音読やフォニックスの読み書きなどESOL(留学生向けに個別の週に2コマくらい学習メニューを準備してくれている)で学んだことが身についていっているようでした

別室でESOLの授業を受ける娘

またマオリ語やマオリの歌、踊りなどを習うことも楽しいようで。体育もちろんラグビーも🏉。二人とも1ヶ月後には、しっかりクラスの一員として過ごしている姿に頼もしさを感じました。

ニュージーランドでは年齢によって在籍する学年が決まります。日本のように、小学校6年、中学校3年・・・と分かれておらず、Year1(5~6歳)~Year13(17~18歳)という学年の分け方。NZでは6歳の誕生日から16歳の誕生日までがいわゆる義務教育。子どもたちは6歳の誕生日までに小学校へ入学することが義務付けられていて、ほとんどの子どもが5歳の誕生日の翌日から、日本の小学校1年生にあたるYear1から学校に行き始めるようです。誕生日が節目なので、日本のように入学式がありません。面白いですよね。

NZの学校は4学期制で、タームの間に約2週間の休みがあります。タームの間は海外や国内旅行で過ごす家族が多いみたいです。
・ターム1:1月終わり~4月中旬
・ターム2:4月下旬~7月初め
・ターム3:7月中旬~9月終わり
・ターム4:10月中旬~12月中旬

ターム2の2か月間。息子は小4ですが、Year5、娘は小1ですが、Year2クラスでお世話になりました。

NZの学校生活

朝8:30から始まるのは日本と同じですが、10時くらいにティータイムといっておやつの時間があります。なので毎日弁当とおやつを持参します。
弁当箱も、いつもの日本で使っていた弁当箱の4倍くらい大きなボックスでもってきてて、だいたいでかいサンドイッチとチョコレートバー、カップケーキ、リンゴが丸ごと入っている感じ。日本の親御さんが作る弁当と違って、バター塗ってハムや野菜挟んでおわり!

この大きなランチケースもスーパーに沢山売ってて、うちも購入した!

雨降っても傘ささない子が多いのと、裸足の子も結構多かった。私は娘の同級生で、カバンを毎日地面に引きずりながら登校する女の子がいて、それをそれほど周囲が気にしていないのが、なかなかのカルチャーショックでした(笑)カバンの角が破けてました。細かい事を気にしなくていい環境だし、皆個性が出まくっている!

息子は小さい時から個性的な面があり、日本では担任の先生に指摘を受ける事もあったが、NZだと個性丸ごとOK!という感じがして、すぐに息子が馴染んでいくのも、そういう価値観の違いもあるかなと思った。

妻はNZの語学スクールへ

妻は最初の週は午後から。2週目からフルタイムで毎日語学スクールに通いはじめます。事前に英語のテストがあり、クラス分けのためにレベルを確認されるみたいです。妻のクラスは、アジア(韓国や中国)から来てる方が多かったようです。

妻の持ち味が、スクールで炸裂します!
語学スクールの先生や仲間を巻き込み、週末BBQをしたり。私も家族も、妻のスクールメイトの行事に参加させていただきました。

妻の語学スクールの生徒の皆さんと、公園に備え付けのBBQ施設にて。

でその背景には、私は妻がかなり存在感を出したんだろなーっと😄

ある若い日本人留学生が、NZに留学に来たものの、引きこもり気味になってしまったらしく、授業途中に教室の外に毎日逃げるようにでてしまうようになります。妻は追いかけて、捕まえて話をします.「私でよかったら話聞くよ」と。その行為に、中国人韓国人留学生が妻に「自分のお金できた留学でしょ。自分の時間がもったいない。そんな子放っておいたらいいじゃない!」と言ったそうです。妻はピシッと言い返したそうです「仲間やん!」
次の日から、中国人韓国人の留学生もかけつけてあげるようになったようで・・・。

また別の日には、妻が、アジアから来た留学生から「日本人って主張しないよね」って言われたときに「親身に人の話が聞けるのが日本人やで!沢山の意見を一つにまとめられるのも日本人や」と言い返したったと。そこからその留学生とは随分仲良くなって一緒に勉強したりご飯食べに行くようになったようだ。

もう一つの留学の目的

兄妹揃って、幼い時からダンスをしており、娘は兄の影響で、3歳からダンスをはじめてて。幼稚園児から複数のダンススクールに通っているほどやってました。年中さんにして朝早くから夜遅くまでリハーサルがあるような大舞台に立たせて頂く経験もしていたので、2か月の留学期間、ダンスレッスンの空白は作りたくないとは私も思っていた。ところが妻はさらにその上をいっていた(驚)留学の機会に、海外のレベルの高いダンススタジオで、世界レベルを体験させたいと!「親子留学中に、現地で習い事もできますか」というレベルではなく、海外でdancerとしての大成長を目的にしていたんです。

その中で世界で活躍するダンサーのスタジオがAucklandにあると聞きつけ、留学エージェントさんに事前に下見に行って頂いたんです。advanceコースという上級者クラス希望で。「そんな小さい子にはついていけない・無理だ」といわれたようでしたが、母娘で直接現地で体験レッスンに参加して。初日踊ってみて「この子はいける」となり、無事advanceコースで留学中レッスンが受けられる事に。ここは、世界中で活躍中のダンサー、Parris Goebelが運営するダンススタジオで。彼女との出会いは、このあと娘の人生に大きく影響していきます・・(3年後Parris Goebelのチームオーディションに合格し、母娘で再び1年滞在。NZ代表で世界大会へ。この濃密な1年の話はまたどこかで!)

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dance studio 初日!

夜あまり女性や子どもが歩かないほうがよいのでは?と現地でいわれた都市部から離れた辺鄙な場所にあり、、、最初だけはエージェントさんに付き添って頂きdance studioへ

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大人に混じってレッスン中の娘

NZは小学生は20時くらいには寝る?!夜遅くまで起きていないのが普通なので、夜のadvanceレッスンに小学1年生がいる事は、現地ではなかなかありえない事だそう。学校終えて一度帰宅して週2回ほど、母娘は夜にダンスレッスンの日々が始まる。こうして娘はNZ滞在中も、ダンスがあるときはスタジオへ。ないときは夜部屋で自主練という生活を過ごします。

父はどう過ごしたか?

私は送迎になれてくると、ランニングの格好をして出発し、子供たちを学校に送り届けると、ホテルまで走って帰ってくるのが日課に。ちょうど12キロくらい。海岸沿いを気持ちよく走れるので大阪で走るよりテンションが上がります!

ホテルでの毎朝の出発風景。妻は語学スクールにいくので、私がバスで送迎。

この頃、フルマラソンで目標にしてたサブ4が1年以上達成できず、ランニング熱が下降気味だったんです・・でも毎朝子供たちの学校からホテルまでランニングで、再びラン熱が復活します。異国の地、キレイな海岸沿い。旨い空気。そしてNZは公園の冷水器の水が飲めます。そんな非日常がランニング熱を上げてくれます。

 朝RUN後ホテルでシャワーを浴びたら、留学エージェントさんのオフィス・Wi-Fiをお借りして、仕事です。当時はまだオンラインという手段がメジャーではなく、クライアント、個人ともに対面中心の仕事だったので、正直仕事にならなかった・・・時差が3時間しかないNZなら、今なら十分にパフォーマンスを上げられる気がします。

留学エージェントさんのoffice

もう一つ、現地での日課ができます。それは朝のカフェです。
NZにいくまで、カフェ文化が盛んであることは知りませんでした。

町中にカフェがあり、通勤途中や散歩の途中、好きなカフェでコーヒーを一杯飲んだり、ゆったりと店内の椅子やテラス席に座って友達や家族と会話を楽しんだりして過ごしている様子です。ホットコーヒーよりもエスプレッソ系を飲む人が多い印象。あまり純喫茶の珈琲派だった私も、NZ独自の飲み物である「フラットホワイト」にはまり、エスプレッソ系になってしまいました。ラテよりも濃く、程よくエスプレッソが強い感じで、毎日飲んでました。

NZには、バリスタ留学で来る日本人もいるようです。資格を取るための留学コースがあり、短期間で取得が可能なため、将来自分のお店を開業したいと思っている人や、既にカフェで勤めているがもっと腕を磨きブラッシュアップするためにこの資格を取得するようです。エスプレッソを飲むようになったのは、ニュージーランドがきっかけですね。

子供たちのお迎えまでの間、父一人ランチはどうしてたか?父が一番英語が話せないので・・・留学エージェントさんに最初に連れていってもらった、Kebabの店をひたすらリピートしてました(苦笑)

これこれ。父のランチはほぼコレでした

飽きない、本当においしくて。本当は自分が食べたい食材だけを選びたかった・・・とにかく会話に自信がなく最初に買った時にエージェントさんが「all」っていってたので、私も「all」しかいえず。苦手な食材も入ってくるけど、話せないので我慢します(笑)それくらい英語が嫌だった😆

1ヵ月のホテル暮らし

最初の一か月は、オークランド市街地のホテルに滞在しました。市内を堪能できるのも魅力でした。バスターミナルや港があるBritomartまで歩いて7分の距離。スーパーも近く家族で過ごすには便利なところでした。

ホテルからの眺め・夕日がいつもすごい
街のシンボル、スカイタワーもすぐそこ
夜の風景)母:料理&洗濯担当、父:食器洗い担当 息子:英語で宿題 娘:ダンス自主練(笑)
ごはん、弁当のおかずの食材は近くのスーパーで
ジャパンマートも結構活用
お米はオーストラリア産のこちらが日本で食べる米に近い感じがして、リピート

週末の過ごし方

オークランド市内から船で島や半島にいったり、羊が放牧されている公園にいったり。日本にいるときよりも近場なのに満足度高いんですよね。

我が家のオアシス、one tree hill
羊って、なかなかリアルで見る事がない
羊・牛は見放題。しばらく動物園行かなくていい
市内から船で
Devonport
雨にうたれてもテンション高い

1ヵ月いると、寝言にEnglishが混じってくる子供たち。2人とも友達が増え、授業の内容もわかり、学校も楽しくなってくる。

朝ホテルを出るときに、ロビーのホテルマンと英語で何やら子供たちが話してる。父は全くわからない・・「今日はちょっと寒くなるって」凄いな子供たち。もう父の立場ないやん(苦笑)

そんなこんなで初めての家族留学はあっという間に1ヵ月が経過。ホテル暮らしを終えて,いよいよ2ヵ月目から、学校近くのJさんのおうちでホームステイがスタート。こちらも濃厚な1か月を過ごします。

次回のホームステイ編に続く、、、

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