プレゼンテーション1

最低(作詩No.5)

そう、誰でも良かったの
あなたを忘れることができるのなら
上書きして欲しかったの
身を焦がす程 愛するあなたのことを
汚れた心と体を求めてくれる誰かを探していた
罪悪感に駆られながら
唇は嘘をつく 甘い言葉を囁きながら
お互いの手を絡めて快楽に溺れていく
一度は愛した人を想いながら
誰かに抱かれ強く抱き返すの
勝ち誇った様に溺れていく
最低と言われても 先が見えなくても
求めるがままに今は隙間を埋めたいの


ねぇ、誰でも良かったと思っているの?
勘違いしないで 恋愛は求めていないから
Deleteして欲しかったの
狂うくらい愛してる人がいるから
忘れさせてくれる誰かを探していた
罪悪感から逃げるために
目を強く閉じて お互いの舌を絡めて
想い出すのはあなたの顔
振り払うように満たしていく
一度は愛したあなたを想いながら
誰かの腕に強く抱かれて顔を埋めるの
最低と言われても軽蔑されても良い
求め続けるの それが今の私だから

いったい何を求めているの…
自問自答しても答えは分かっているのに
気づかないふりしているだけ
最低だよね

目を強く閉じて お互いの舌を絡めて
想い出すのはあなたの顔
振り払うように満たしていく
一度は愛したあなたを想いながら
誰かの腕に強く抱かれて顔を埋めるの
最低と言われても軽蔑されても良い
求め続けるの それが今の私だから

説明

この詩は、罪悪感がテーマです。

身を焦がす程に愛してる人がいるがために苦しんで、どうにかして忘れるために、最低だと分かっていても他の人に身を委ねる様子をイメージしています。

更にそれでも忘れられないというループを描いています。とことん最低な人間を表現するために、あえて現在進行形にしています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?