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相手の打算を知って、思うこと。

こんばんは、上田です。

今回は、小分けで、いくつか書いてみます。

・相手の打算を知って、思うこと。

昔、会社勤めをしている時、じぶんは打算的な人間だなぁと分かっていながら「打算で動いてます」と相手に、あえて分かるように、行動していたことがあった。

ださん【打算】(名・自他サ)
①自分の損得を考えること。「ーで動く人物」
②〔古風〕計算して考えること。「今後の利益をーする」
ーてき【打算的】(形動ダ)自分の損得を先に考えて行動するようす。勘定(カンジョウ)高いようす。

 出典:三省堂国語辞典 第七版

今振り返ると、なんでそんなに「打算であるじぶん」を公明正大にひけらかしていたかは分からないが、おそらく、そういう風に相手に言うことで、じぶんは正直であり、嘘は言ってないよってことを、態度で示したかったのかもしれない。変わった潔さアピールってやつだ。

ただ、昔の上司に、そういう態度でいたら、ちょっと嫌な顔をされて、「そういうのは、どうかなぁ(悪い意味で)」って言われたことがあったのを、今でも覚えている。

最近、じぶんと同じように、そういう態度もしくは、直接ことばには出さないが、打算を漂わせて接してくる人がいた時に、ちょっと嫌だなぁと、ぼくは、とりわけ感じるようになった。

会社に勤めている時も、もちろん、そういう場面に出くわすことは、かなりあって、嫌だなぁと思うことはあったが、仕事だし、これが普通だよなぁと、割り切っていた。(ぼくも、そういう接し方をしていて、相手にそう思わせていて、お互いさまだろうと思っていた)。

接してくる相手の打算がバレバレだと、冷めるか、むしろ正直だなと思ってそんなに悪い気にならないってこともあったりするが、接してくる相手のキャラクターによっては、印象が変わってくるので、こればっかりは、毎回どう捉えられるかは、一貫はしていないし、なんとも言えない。

相手に打算が少なからずあったとしても、それを相手に露骨に感じさせない、品みたいなものがあるのが、受ける側としては、ちょうどいいのではないかと、今は思う(じぶんは、たぶん、そういう器用なことができず、だいたいバレてしまう)。相手に何かしら、事情があるにせよ、打算を強く感じてしまった瞬間、ちょっと面倒くさいなぁと思う。

一番は、打算とは違うモノ(想いの強さ、本気度合い、真剣さとか)があって、接してもらえるのがいいけど、果たして、そんな純度100%の打算でないモノが、仕事上、そうそうあるのか分からない(いや、あると信じたいし、あると思う)。でも、打算がないと、そもそも成立しないこともあるのかもしれない(そもそも、強固な組織、個人にとっては、そういうのがないと、仕事にならないのかも)。

こんな打算について、あれこれ言っているぼくは、以前会社で仕事をしていた時よりかは、だいぶ打算的ではなくなったと思うけど、無意識で、心のどこかしらで、打算でモノゴトを考えてしまっている。

例えば、人からイベントに招待された時とか、じぶんが参加したら、相手は喜んでくれるかもしれないと思いながら、一方で参加する内容に興味がなく、たのしめそうにないなぁ、ちょっとしんどいなぁと思っている。

即答できず、一旦持ち帰って考えたりする。嘘はつきたくはないから、だいたい、たのしそうに思えない時は、断ることが多いけれど、心のどこかでは、相手によく思われたいみたいな発想が出てきてしまうことが、よくある(特に仲良くなりたい相手からのお誘いだったりとかすると)。だから、時々天秤にかけてしまうのだ。

会社の行事なら、仕事だからと、何かしら理由をつけて、踏ん切りはつけられるけど、そうでない時は、じぶんはどうしたいかって話になる。これを打算的な考えと採る採らないかは、人によって違うのだろうと思う。

できるなら、相手にも喜んでもらえて、じぶんも喜べるような考えが持てるのが、ベストだ。そうありたい。


・国語辞典を買ってみた。

文章を書くにあたり、ちゃんと、言葉を調べる癖をつけた方がいいのではないかと思い、国語辞典を買ってみた。小型版というのものあって、通常版と比べて、コンパクトで軽いので、それにした。

インターネットの辞書でいいのではないかと思うのだが、ネットの情報をどこまで信じていいのか、じぶんなりのものさしを持っておいた方がいいと思って、一次情報から調べる癖をつけたいと思った。辞書を買うのは、小学校以来だ。調べるのが、少したのしみである。


・昔のアルバムを聴いてみたり、レンタルしてみたり。

最近、自宅にほとんど聴かなくなったアルバムをひっぱりだしてきて、MD(ミニディスク)付きのCDラジカセ(ラジオカセット)で、流している。CD1枚あたり、だいたい13曲ぐらい入っている(アルバムによる)から、個人的に音楽を聴く時間の区切りがちょうどいい。

よく聴いたアルバムから、まったくと言っていいほど聴いていなかったアルバムまで、たくさん家に眠っていた。買った当時のことを思い出しながら、なんで買ったのか、自問自答しながら、聴いている。

NetflixやAmazonプライム・ビデオの影響で、全くリアルレンタル店に足を運ばなくなっていたが、久しぶりに近所の店舗に行って、ZARD、井上陽水、星野源、Official髭男dismなどをレンタルしてみた。

ここ数年ずっと、iTunesやサブスクリプションサービス音楽メディアで、聴きたい曲だけ買ったり、1曲ループ再生だけしていたりだったから、全曲聴かないかもしれないアルバムレンタルは、妙に新鮮感があった。

時代と逆行していて、あえて面倒な方法だけれど、今は、少し面倒くささを求めているじぶんがいる。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ここ1週間の出来事を一部取り上げてみました。些細なことで、他人から見たら、つまらないことかもしれないけれど、けっこう、ぼく本人はたのしんでいたりします。

サポートありがとうございます。カフェでよくnote書くことが多いので、コーヒー代に使わせてもらいますね。