上田浩平/コンテンツ編集者

アニメ制作→ゲーム制作・プロモーション・マーケティング→フリー。前田デザイン室とコルク…

上田浩平/コンテンツ編集者

アニメ制作→ゲーム制作・プロモーション・マーケティング→フリー。前田デザイン室とコルクラボ で制作したコミュニティ本 『居心地の1丁目1番地 』(企画・運営、編集、その他)。『岩田さん』『三四郎』が好き。飽き性。違和感について、しつこく考えてることが多いです。

マガジン

  • 日刊 かきあつめ

    • 941本

    駆け出しのライターたちが、(ほぼ)毎日更新していく共同マガジン。 ※最近は「月水金」更新となっております。 今回のテーマは「#昔流行ったこれ知ってる?」です。

  • コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]

    • 1,117本

    「コルクラボのメンバーが書いたコルクラボに関するnote」を集めたゆるーいマガジンです #コルクラボ

  • コンテンツ編集者の備忘録。

    小説、漫画、ドラマ、アニメ、映画、イベント、コミュニケーション、広告などありとあらゆる媒体がコンテンツと呼べます。「コンテンツ編集」視点で書かれたnoteを公開していく予定です。

  • じぶんの好きのおすそわけ

    じぶんの「好き」なコト、モノ、考えetc…を小分けで、紹介していきます。個人の備忘録のようなものです。

  • 『居心地の1丁目1番地』ができた後・できる前の話

    オンラインコミュニティ「コルクラボ」のプロジェクトとして制作した書籍『居心地の1丁目1番地』について、編集者の1人が語る感想や備忘録をまとめています。

記事一覧

固定された記事

第1回 名刺は、小さなブランディングアイテム。

構成と文:上田浩平 イラスト:安村シン 今回の名刺制作(第0回の話)にあたり、 デザイナーの安村シンさん(以後、シンさん)が 打ち合わせ中、いろいろぼくに 質問をし…

カフェで過ごす、心の動きについて。

休日、カフェで久しぶりに時間を過ごす。 静かなピアノBGMが流れてくる一方で、隣の席の年配男性の息遣いや鼻の奥で何か詰まったいびきにも似た音が、少しノイズに聞こえ…

詩を読んで、原風景。

谷川俊太郎『二十億光年の孤独』のページをパラパラとめくった。 その中に、「絵」というタイトルの詩を読んだ。 頭の中に、作者の少年時代の原風景が浮かんでくるようだ…

noteで気持ちを整理する/作品を部屋に飾った話

久しぶりにnoteを書く。 なんで書こうと思ったかといえば、特別な動機があるわけでもなく、ここ最近また何かを書きたいなぁと思ったからだ。 書きたい何かがあるかと言え…

マンガ・Webtoon読書備忘録01 『ONE PIECE』(粗編集版)

自分のマンガ・Webtoon作品の読書量が増えてきたということで、せっかくなので、読書備忘録的なものを、これから残していきます。 詳しい宣言については、前回のnoteをご…

マンガ・Webtoon読書備忘録をはじめます(粗編集版)。

最近、マンガやWebtoon作品を読む量が増えてきたので、読書備忘録のようなものを残しておきたいと考えるようになりました。 そう考えるようになった理由については、3つあ…

やりたいから行動した後に、相手の反応を観察思考することが増えた話。

詳しいことは言えないのだけれど、先月いいことがあった。 自分がここ数年コツコツその時できることをやってきた積み重ねもあったおかげか、勇気を出して相手に希望を出し…

省エネ主義と淡い願望とのせめぎあい〜『氷菓』の主人公・折木奉太郎という青年についての考察。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」 著者・米澤穂信が描く『氷菓』の主人公・折木奉太郎(おれきほうたろう)が物語冒頭で放つ言…

グッときた言葉や表情について。『ブルーピリオド』を読んで。

スクラッチブックはステキアイテムかもしれない。

『ブルーピリオド』ハマりました。

「酸いも甘いも噛み分ける」をずっと誤聴していた話。

酸いも甘(アマ)いもか(噛)み分けた 世の中のあらゆる経験を積んで、人間のできあがった。 引用:三省堂国語辞典 第七版 「酸いも甘いも噛み分ける」という言葉があ…

模写をほぼ毎日続けて、描いた自分の絵に毎回困惑する。普通に見たまんま描いているのに、どこかおかしい。目のバランスが必ず狂う。筆を変えたり、パーツを描く順番を変えたり、漫画家の絵を描いている動画を観察したりするうちに、「こうすればいいのかな?」、取っ掛かりは見えてきた気がする。

模写を開始して数日がたった。気になっている女優だけを、ほぼ毎日1時間くらいで描いている。描いているうちに、だんだん「描けてきているかも」という気分が味わえて、少したのしくなってきている。鉛筆からシャープペンに変えたら調子がよくなった。ただ毎回描き始めるまでが億劫なのは変わらない。

模写を最近はじめた。コピー用紙に、鉛筆で、描きたいと思ったものを、まずは描いてみる。「見せるために描く」という考えはいったん横に置いて、とりあえず描く。誰かに見せないで、とにかくじぶんひとりの世界に閉じこもって描く。孤独な反面、自由に描ける。これが案外たのしい。好きに描けばいい。

感想を言う一歩手前のnoteメモ①。今週観た映画、アニメ。トム・クルーズ主演アクション映画『アウトロー』『ジャックリーチャーNEVER GO BACK』。安彦良和監督のギリシャ神話をベースにしたヒロイックアニメ映画『アリオン』。ヤクザが問題のある学校を立て直す映画『任侠学園』。

固定された記事

第1回 名刺は、小さなブランディングアイテム。

構成と文:上田浩平 イラスト:安村シン 今回の名刺制作(第0回の話)にあたり、 デザイナーの安村シンさん(以後、シンさん)が 打ち合わせ中、いろいろぼくに 質問をしてくれました。 ぼく(上田)が今回じぶんの名刺をつくる上で、 どういう名刺にしていきたいか、 これからどういう姿勢で 仕事をしていきたいかなど、 ぼく個人の想いだったり、考えだったり、 プライベートな話もたくさんしました。 こちらの話に呼応するかのように、 シンさんからも、いろいろ話をしてくれました。 2人に

カフェで過ごす、心の動きについて。

休日、カフェで久しぶりに時間を過ごす。 静かなピアノBGMが流れてくる一方で、隣の席の年配男性の息遣いや鼻の奥で何か詰まったいびきにも似た音が、少しノイズに聞こえてくる。 向かいのマスクをした年配男性は、何か紙に書いている。 その隣の若い女性は、スマホを時折見ながら、手帳に何かを書き込んでいる。 それ以外の周りのお客さんは、パソコンを開いて、何かの作業をしている。 また、雑談をしている夫婦らしきカップル。 時間を持て余すように、1人でスマホを触っているキャップしたメ

詩を読んで、原風景。

谷川俊太郎『二十億光年の孤独』のページをパラパラとめくった。 その中に、「絵」というタイトルの詩を読んだ。 頭の中に、作者の少年時代の原風景が浮かんでくるようだった。 ただ、どんな風景かはわからない。 浮かんできた風景は、僕の原風景でしかなく、作者の原風景ではない。 でも、きっとこうなんだろうなぁって思うぐらいのことはできる。 詩というものは、昔からそんなにたくさん触れてきたわけではないが、それゆえに、どう受け取っていいか、よくわからないものだ。 読んでみて、どう思も

noteで気持ちを整理する/作品を部屋に飾った話

久しぶりにnoteを書く。 なんで書こうと思ったかといえば、特別な動機があるわけでもなく、ここ最近また何かを書きたいなぁと思ったからだ。 書きたい何かがあるかと言えば、とりわけあるわけでもない。 そん状況の中で、今このnoteを書いている次第。 このnoteを書いていて、ふと思ったことがある。 書くことで、自分の気持ちの整理ができるということだ。 今、いろんなモヤモヤしたことが頭の中にあって、その消化できていない状況が、なんとなく身体にも影響しているなぁと感じてい

マンガ・Webtoon読書備忘録01 『ONE PIECE』(粗編集版)

自分のマンガ・Webtoon作品の読書量が増えてきたということで、せっかくなので、読書備忘録的なものを、これから残していきます。 詳しい宣言については、前回のnoteをご覧ください。 https://note.com/koheiueda/n/n6877bd16a8b2 なるべくカジュアルな感じで、マンガ・Webtoon作品の感想やメモを書き溜めていきます。 今回取り扱う作品は、週刊少年ジャンプで連載中の『ONE PIECE』です。 私の場合、当作品の読書歴としては、途

マンガ・Webtoon読書備忘録をはじめます(粗編集版)。

最近、マンガやWebtoon作品を読む量が増えてきたので、読書備忘録のようなものを残しておきたいと考えるようになりました。 そう考えるようになった理由については、3つあるのですが、 一つは、自分の読書作品傾向を再認識することです。 短い時間の中で、サクサク読んだり、時にじっくり読んでしまったりと、毎度作品の読み方にバラつきが、けっこう自分はあります。 バラつくのには、作品への興味関心や好みが影響していると考えられます。 あとは、読みやすい読みにくいというのもあります

やりたいから行動した後に、相手の反応を観察思考することが増えた話。

詳しいことは言えないのだけれど、先月いいことがあった。 自分がここ数年コツコツその時できることをやってきた積み重ねもあったおかげか、勇気を出して相手に希望を出してみたらそれが通った。 おこがましいかなと思い希望を出した後ドキドキしてたのだけれど、結果、素直に伝えられてよかった。 嬉しかった。 今月、先月あったいいこと、つまり希望が通ったことを受けて、事に取り組んでみたのだけれど、やっぱ希望出してよかった。 途中大変なこともあったけれど最後やり遂げた時に達成感があり、

省エネ主義と淡い願望とのせめぎあい〜『氷菓』の主人公・折木奉太郎という青年についての考察。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」 著者・米澤穂信が描く『氷菓』の主人公・折木奉太郎(おれきほうたろう)が物語冒頭で放つ言葉だ。 この言葉から導き出されるポイントは、省エネ主義である。 物語の中において、彼の行動指針のほとんどが、この主義に集約されていると言っても過言ではない。 『氷菓』という作品は、ウリの部分は、日常系推理物語である。 主人公が、高校で成り行きで入った部活をきっかけに、日常で起こる不可解な謎を同級生たちと解き明

グッときた言葉や表情について。『ブルーピリオド』を読んで。

スクラッチブックはステキアイテムかもしれない。

『ブルーピリオド』ハマりました。

「酸いも甘いも噛み分ける」をずっと誤聴していた話。

酸いも甘(アマ)いもか(噛)み分けた 世の中のあらゆる経験を積んで、人間のできあがった。 引用:三省堂国語辞典 第七版 「酸いも甘いも噛み分ける」という言葉があるけれど、ずっと文字で認識しておらず、意味もよく知らなかった。 ドラマのセリフとかで、たまに、「スイも甘いも・・・」という言葉は聞くことはあったけれど、スイもを「吸いも」と勝手に脳内変換していたくらい、じぶんの中でいい加減に誤聴していた。 ある漫画のコピーにその言葉を発見して、少し感動して今までのじぶんの誤聴

模写をほぼ毎日続けて、描いた自分の絵に毎回困惑する。普通に見たまんま描いているのに、どこかおかしい。目のバランスが必ず狂う。筆を変えたり、パーツを描く順番を変えたり、漫画家の絵を描いている動画を観察したりするうちに、「こうすればいいのかな?」、取っ掛かりは見えてきた気がする。

模写を開始して数日がたった。気になっている女優だけを、ほぼ毎日1時間くらいで描いている。描いているうちに、だんだん「描けてきているかも」という気分が味わえて、少したのしくなってきている。鉛筆からシャープペンに変えたら調子がよくなった。ただ毎回描き始めるまでが億劫なのは変わらない。

模写を最近はじめた。コピー用紙に、鉛筆で、描きたいと思ったものを、まずは描いてみる。「見せるために描く」という考えはいったん横に置いて、とりあえず描く。誰かに見せないで、とにかくじぶんひとりの世界に閉じこもって描く。孤独な反面、自由に描ける。これが案外たのしい。好きに描けばいい。

感想を言う一歩手前のnoteメモ①。今週観た映画、アニメ。トム・クルーズ主演アクション映画『アウトロー』『ジャックリーチャーNEVER GO BACK』。安彦良和監督のギリシャ神話をベースにしたヒロイックアニメ映画『アリオン』。ヤクザが問題のある学校を立て直す映画『任侠学園』。