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人間スタビライザー
チェーントラブル、嫌ですよね。僕は嫌です。特にMTBやシクロクロスなどオフロード系のバイクではフロントシングルで運用する方も多くなり(XCOではほぼフロントシングル)、チェーン落ちしてしまうとフロントディレイラーが無いので手で戻さないといけません。面倒だし、汚れるし、良いことありませんね。レース中に起きたら凄く悲しい気持ちになります。しかし、ライド中のトラブルはほぼ乗り手のミスによるもので、トラブルを起こさないようにするスキルがあります。タイヤも細く、サスペンションも無いシクロクロスでは、こういった目立たない部分のスキルはかなり重要になってきます。もちろん、MTBやロードでも共通なので、機材を壊さない走り方という点にも少しずつ目を向けていきたいと思います。トップライダーがバイクトラブルが少ないのは、こういった部分が上手だからです。
僕自身もMTBとシクロクロスでかなり長いことフロントシングルで運用してきました。レース中のトラブルは数えるほどしかなく、起きたトラブルに対しても、機材、乗り方とアプローチしてきた結果、シーズンほぼノントラブルで終えられるくらいにはなりました。最近はディレイラーの性能も高く、オフロード向けにはクラッチ機能もありますが、それをさらに活かしていこうぜというお話です。大前提として、バイクはきちんと整備された状態とします。
2018年ジャパンカップオープンにて。ワイドナローチェーンリングとスタビライザー付リアディレイラーのセットアップはフロントシングルの定番セットアップ。ロードに持ち込むには早すぎました。笑
・スムーズな変速をするということ
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