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AGAの原因がオナニーである理由

こんにちは、今回はオナニーがAGA(男性型脱毛)の原因である理由について述べていきます。以下の順で説明していきます。

1:AGAとは
2:AGAの仕組み
3:ヘアサイクル
4:AGAの原因と遺伝
5:オナ禁でAGA対策

1:AGAとは

AGAとは、、
Andro Genetic Alopeciaの略で男性型脱毛症という。成人男性によくみられる脱毛症のことで薄毛やハゲに悩む90%以上がこのAGAが原因と言われている。前頭部の生え際や頭頂部の髪のどちらか一方、または双方から薄くなっていくのが特徴で思春期以降の若ハゲから始まり、50代以降では半数の人が発症していく。

脱毛症の種類(3種類)

・生え際が後退していくM型脱毛症
・頭頂部から脱毛が進むO型脱毛症
・M型とO型二つが合わさった複合型脱毛症


2:AGAの仕組み

一般的には遺伝や男性ホルモンの影響などが原因と言われている。
男性の睾丸から分泌されるテストステロン(男性ホルモン)は血液中に混ざって体内を流れている。このテストステロンが頭皮に存在する5aリダクターゼ(主にⅡ型)という酵素と結びつくことによってより強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換される。

DHTは*毛乳頭にある*男性ホルモンレセプターと結合して脱毛因子*TGF-βを増やす。
*毛乳頭=毛の根元。毛細血管が入り込み、毛母細胞(髪の毛を作り出している細胞)に栄養を供給している。
*男性ホルモンレセプター=レセプター(受容体)ホルモンに対する感受性ともいえるもので、感受性が高いとより多くホルモンの影響を受ける。
*TGF-β=FGF-5という脱毛因子に伝達して髪の毛の成長を阻害する。
この脱毛因子TGF-βが毛母細胞へ髪の毛が抜けるように指令を出す。

その作用により、髪を製造している毛母細胞は分裂活動を停止。ヘアサイクルのうち、成長期という髪の毛が成長する期間を十分に経ないまま退行期→休止期へと移行し、髪が太く長く成長することなく短く細い状態で抜け落ちる。このサイクルが乱れることによりAGAが引き起こされる。

より詳しく知りたい方はこちらを参考に


3:ヘアサイクル

髪の毛には独自のサイクルで生えては抜けるを繰り返すヘアサイクルというものがある。成長期→退行期→休止期のサイクルである。

・成長期(3~6年)

成長期①
髪が生まれる最初の段階。古い髪が根元から離れると奥の方では毛母細胞が分裂を開始し、新しい髪を作る。

成長期②
奥の方で新しい髪が成長し、古い髪を押し出そうとする段階。このころになると古い髪はシャンプーやブラッシングで簡単に抜けるようになる。

成長期③
最後に古い髪が抜け落ち、新しい髪が長く太く成長する時期。髪の毛は成長期1~3まで毛母細胞が活発に働き、一般的に3~5年育ち続ける。

・退行期(2~3週間)

毛母細胞が寿命を迎え細胞分裂が減少し、髪が成長しなくなる段階。やがて髪の毛が毛母細胞から離れて完全に成長を止めるまで2~3週間かかる。

・休止期(2~3か月)

毛母細胞での細胞分裂が停止し、休止期に脱毛が始まる。成長が止まった後は、頭皮表面に向けてだんだん上にいき抜け落ちる準備をする。2~3か月この状態が続いている間、奥では新しい髪の毛の製造準備が始まる。→成長期①へと戻りまた同じサイクルを繰り返す。

*AGAは生活習慣やストレス、またオナニーのしすぎでこのヘアサイクルが狂うことが原因とされている。


4:AGAの原因と遺伝

これまで述べてきたようにAGAはテストステロンが5aリダクターゼによってDHTに変換され、DHTが男性ホルモンレセプターと結びつき、脱毛因子TGF-βに髪の毛の成長を阻害せよと伝達することで起きるものである。仕組みはわかったが、その具体的な原因についてフォーカスを当ててみよう。

・遺伝(先天的要素)

遺伝によって5aリダクターゼが多いとテストステロンをDHTに多く変換する機会を多く与えてしまう為、AGAになりやすくなる。また男性ホルモンレセプターの感受性が高いとDHTの影響を強く受けてしまい、脱毛を促進させる力も強くなってしまう。その為、AGAの原因となりやすくなる。母方の祖父の髪の毛の状態から自分はどうなのか確認することが出来る。


・生活習慣の乱れ(後天的要素)

偏った食事や過度なダイエットは髪の製造に必要な栄養素の不足を引き起こし運動不足、睡眠不足、過度のストレスは自律神経やホルモンバランスを乱す原因となる。また、喫煙や過度な飲酒なども血流が悪くなり、髪に栄養が行き渡りにくくなったり、髪の製造に必要なたんぱく質を合成する肝臓に負担をかける原因となる。


・オナニーのし過ぎ

オナニーをすると睾丸からテストステロンが分泌され、それが5aリダクターゼによって変換されDHTとなる。過度なオナニーはこのDHTを多く分泌してしまうのでAGAを引き起こす原因となる。


5:オナ禁でAGA対策

これまで述べてきたように、AGAの原因は男性ホルモン(DHT)である。オナニーはDHTを分泌してしまうので過度にやりすぎると抜け毛を促進させ、髪の成長期を短くさせ、ヘアサイクルを狂わせてしまう。オナ禁をするとこによってDHTの分泌をなくせば、正しいヘアサイクルになってAGAの対策予防につながる。さらに、食生活を見直して亜鉛やビタミンB、Eなどの栄養素をバランスよく摂取することで、遺伝の影響で脱毛に関係する5aリダクターゼや男性ホルモンレセプターが多い場合でも対策することが出来る。


まとめ

・AGAの原因は男性ホルモン(DHT)である

・オナニーは原因であるDHTを分泌される行為

・オナ禁と生活習慣を変えることによってAGAの予防対策が出来る

上記で述べたように、AGAはオナニーによって引き起こされる場合も多い。遺伝の影響ももちろん大きいが、オナニー毎日し続けていると脱毛を促進しかねない。もし、将来ハゲた中年になりたくないのならオナニーを禁止し生活習慣を整え、少しでもAGAになるの遅らせる必要があると考える。





オナ禁について俺の右に出るものはいないと確信しています。分からないことがあったら何でも聞いてほしい。あなたの人生を豊かにする手助けをします。