ことわざにいちゃもんをつける俺。

こんにちは、みしぇるです。

こんにちはどころじゃないくらいお久しぶりですが、気にせずきょうもわけわからない記事をお届けしてまいります。

みなさまはことわざってご存知ですか?
いまバカにしてると思ったあなた、違うんです、むしろぼくたちをバカにしているのはことわざの方なんです。

意味はわかるけどなにそのシチュエーションっていうことわざについて考えていたらだんだん腹が立ってきたのでいちゃもんをつけてやろうと思ったんです。それだけです、誰も得しませんしかといって損もしないと思います。強いて言うならこの記事を読んだみなさまが時間を損するかもしれません。

ではまいります。

一石二鳥 (いっせきにちょう)
→一つの行為で二つの利益を得ること

のっけからことわざじゃなくてごめんなさい。
四字熟語?ですよね。まあこれについても言いたいことはたくさんあるのでいちゃもんつけていきましょう。

なんだろう、「あっ、鳥が食べたいな🦆」って思うところまでは百歩譲ってよしとしましょうか。ぼくもお肉の中では鶏肉が一番好きですし。
かといってそれを投石によって捕獲しようというおよそ人間社会で暮らしてきたとは思えない発想と実行に移す常人離れした判断力および実行力には脱帽ですね。

そもそもこの「鳥」ですが、種類は何なんでしょうね?どんな文献をあたってみても鳥の種類までには言及されていません。そこでぼくたちの日常に身近な鳥類を思い浮かべてみましょう。カラス、ハト、スズメ、ウグイス、カモなどなどでしょうか。この中で食用に適しそうな鳥はせいぜいカモくらいでしょうか。スズメはゲテモノの串焼きとして見かけることもありますが、一般的とは言いがたいでしょう。つまり石を投げた彼もしくは彼女は、おそらく極度の空腹ゆえに、そのような鳥ですら取りたいと思い至ったと想像できます。しかしそんなにお腹空いてるのにそのへんの草じゃなくて鳥がいいと思うあたりまだ余裕あるなとか思わなくもないわけですが、まあ目の前に鳥が現れたんでしょうねきっと。

さて、彼もしくは彼女は自らの鳥を捕獲したいという欲求を目の前に投石という手段によってその昇華を図ったわけですが、ことわざの結論からその試みは実を結んだことが推し量れます。ここで状況をおさらいしましょうか。ひとかけらの石を一羽の鳥に向かって投げた結果、ケネディ暗殺の『魔法の銃弾』よろしく二羽目の鳥をも狙撃して二羽の鳥を捕獲するに至ったということです。

狙撃の瞬間の鳥の状況(木に止まっているのか、飛行しているのか、地面を歩いているのか)などには言及されておりませんが、一羽の鳥ですら投石で仕留めるのはかなりの困難を伴うということは想像に難くないでしょう。これだけでも石を投げた人物が超高校級のピッチング能力を持った名投手だということがわかります。しかし、件のことわざにおいてはそれだけにとどまらず、二羽目の鳥を一羽目の鳥を仕留めた石によって捕獲したということが描写されており、これは大谷翔平もびっくりの「二鳥流」で、一刻も早くメジャーリーグベースボールの門戸を叩き27年連続サイ・ヤング賞という前人未到の成績を残せる水準をゆうに超えています。

いくらひこうタイプがいわタイプの攻撃に対して「こうかはばつぐん」ということを踏まえても、その攻撃範囲は尋常ではありません。命中率に至っては200%に達しています。

「一石二鳥事件」の翌日からは町中のとりはこのからもしくは彼女に恐れをなして、渡り鳥であるとないとにかかわらず一斉に北へ向かって飛び立ち田んぼの虫をついばむ鳥たちがいなくなってしまったことで日本産のコメが不作に陥りタイ米の輸入量を政府が増やすことでしょう。ジャポニカ米を摂取できないストレスで人々の心は荒み、インフラを維持することが困難となりアスファルトは剥がれ公道は軒並み砂利道と化し、風が吹くたびに砂埃が舞い人々は失明し三味線を弾きが増え、猫が減りネズミが増え桶屋が儲かります。

ひとかけの石が日本を荒廃に陥れることとなります。みなさんは鳥が食べたいときは狩猟免許を取得の上捕獲するか鳥貴族での会食を設けるようにしてください。









サポートありがとうございます😊 いただいたサポートはフィルムの購入や現像、遠方への撮影資金に充てさせていただきます🍮