映画「アーガイル」を見ました
こんにちはアート王子です。
今日は映画「アーガイル」についてです。
「キングスマン」監督作品
昨日は3/1で
1日は「映画デー」とかでチケットが安かったので、初日ですが見に行ってきました!
僕は映画「キングスマン」シリーズのファンで、その監督「マシューヴォーン」さんの作品との事で楽しみにして見に行きました!
キングスマンは「英国紳士風エージェント」でしっかりとしたスーツを着た紳士の見た目ながらも中身はスパイで、ハチャメチャな敵キャラ相手にハチャメチャ武器で戦う、エログロ下品なストーリーながらも「英国紳士」という軸がしっかりしている面白い作品です。
今回の「アーガイル」もスパイ映画です。
ネタバレなしあらすじ
※僕なりのネタバレなしあらすじです。
主人公「エリー」(女優: ブライス・ダラス・ハワード。ジュラシックワールドのクレア役で有名)は大ヒット小説「アーガイル」の作家。(ハリーポッターの作家、JKローリングみたいなイメージ)
続編の新作を書き終えて、母親に読ませたところ、ラストシーンが良くないと言われ、悩みながらも思い浮かばないので電車で旅に出る。
そこで相席したヒッピー風のフリーターに絡まれながらも、別の乗客に顔を差し、サインを求められるも、そのペン先で殺されそうになるところを相席していたフリーターに助けられ…
どうやら小説「アーガイル」のストーリーが現実のスパイにとって重要な鍵になっている事が判明し…
ネタバレなし感想
キングスマンの良さが無かった
「アーガイル」、悪くは無かったのですが、キングスマンの「エロ、グロ、下品、ハチャメチャ」の良さが全然ありませんでした。(同じ理由でキングスマン3作目のキングスマン結成の話「キングスマン:ファーストエージェント」もあんまり好きじゃない)
もちろん、迫り来る敵をバタバタ倒すのですが、直接的な敵の怪我のシーンがあんまり無くて、撃たれたり殴られたりはしてるけど、すぐ伸びている呆気ない感がありました。
逆に言うと、そういう直接的表現が好きじゃない人はいいかもしれません。(キングスマンはミキサーに人が巻き込まれたりするので。笑)
いいシーンはほぼ予告で見た
予告編で見た戦闘やダイナミックなシーンは、確かに面白かったものの予告編がMAXで超えてくる事はありませんでした。
列車内での戦闘シーンはブラッドピット主演の「ブレットトレイン」(伊坂幸太郎さんの小説「グラスホッパー」が元になっている)を彷彿させるほどスリリングでした。
途中から大変革が起きるんですが
ネタバレになるのでこの辺までしか魅力は伝えられません。
ここからネタバレあり。
ネタバレあり感想
目的がよく分からない
結局「エリー」は凄腕のスパイだった事が判明し、自分の両親だと思っていた人が、自分を洗脳して、小説を書かせて、重要なキーを間接的に引き出そうとする黒幕で後半はその戦いになります。
その展開にはドキドキさせられましたが、周りくどいし、敵のボスが父親だと思っていた人だったって「そんな前線まで出てくるか?」とか思っちゃってあんまり入って来なかった。
主人公達側にあんまりメリットが無くて、何のために戦っているのか、防戦一方感があって共感できなかった。
(ただの作家だと思っていた時に)助けてくれた「エイダン」(サムロックウェル)より戦闘力が高くて、「エリー」が結構な敵を倒すのも興醒めしてしまった。
(記憶を無くしてるにしても、前半は片鱗も無いくらい弱かった)
「キングスマン」にも出ているサミュエル・L・ジャックソンの立ち位置も謎だった。
キングスマンの時は敵をぶっ倒していた記憶があるけど、今回は基地にいるだけ(大事な時にサッカーの試合見て、ダウンロード完了するのに一喜一憂するだけ)。
エンドロールの途中にキングスマンに関係あるシーンが出てくるので、キングスマンのサミュエル・L・ジャックソンと同じキャラのはずですが…
アベンジャーズのニックフューリーみたいにボス感は無い明るいおじちゃんでした。
サミュエル・L・ジャックソンと猫が出てくるとマーベル映画「キャプテンマーベル」のニックフューリーとグースを思い出しましたが、今回は猫と同じ名前の「アルフィー」という名前ながらも、猫との共演シーンが無かったので、今後のキングスマンで鍵を握っているのかな?「アルフィー」は恐らくコードネームだと思いますが…
戦闘シーンは凝っていた
戦闘シーンはオイルの上を滑って、スケートのようにして戦ったり、カラースプレーが飛び交ったりして視覚的には面白かった。カラースプレーのシーンはハーレイクインの戦闘シーンぽかった
キングスマンに繋がる伏線が散りばめられているなら面白いが、単体ではよく分からなかった。
(途中眠くて聞き逃してると思うけど、何故闘っているのかよく分からなかった)
それなりに騙し騙されがありますが、血生臭いスパイ映画よりもコメディアクション映画の気持ちとして見に行った方がいいかもしれません!
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