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#186 長期旅行・連泊のすゝめ ~高知旅行DAY2 四万十川でSAPと天体観測。体験にはお金を使うべし

こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。

今日は昨日に引き続き、夏休み4泊5日の高知旅行の、DAY2をお届けします。

昨日までの記事はこちら。DAY 1.5は四国カルストの絶景。

DAY1は桂浜と四国カルスト。

DAY2は四国カルストから四万十川市へ向かいながら、四万十川での川遊びや天体観測を楽しみました。
旅先では体験にお金を使うことでより一層その土地のことを楽しめるということをお伝えします。

◯四万十川のNATURAL GROOVEでSUP

今日は四国カルストの姫鶴荘を後にして四万十市へ向かいます。
お目当ては四万十川での川遊び、天体観測です。

元々は2日連続での早起きと長距離移動(高知空港から四国カルスト、四国カルストから四万十市はいずれも100km以上!)での疲れを考慮して、今日は移動と休憩の日にするつもりでした。
しかし、天気予報で3日目が雨予報となっていたため、急遽予定を変更し川遊びを繰り上げることにしました。

今回お世話になったのはNATURAL GROOVE さんは、大自然に囲まれた四万十川の中洲・三島で、ラフティングとSUP(サップ)を中心にしたアクティビティを企画されています。

四万十川の中洲・三島
南国感のあるログハウスがNATURAL GROVEの受付

山川海が身近なこの地では、リアルな自然をいつも体験でき、自然と人とのつながりが強く感じられます。ツアー参加者に、アクティビティを通して、自然との一体感を感じてほしいという思いで運営されているとのことです。素敵ですね。

仲間と一緒に手作りしたという受付のログハウスは、南国感が漂い到着した瞬間からワクワクしました。
私はSUPは何度か経験したことがありSUPで川下りをするコースも良いなと思いましたが、妻がSUP初挑戦のため今回は初心者向けのSUPコースに参加しました。

水辺でレクチャーを受けパドルとご対面

簡単なレクチャーを受けたらパドルに乗って川へ繰り出します。
出発場所は波が穏やかでパドルが安定するため初心者の妻もすっと乗ることができました。

天気が良くて四万十川も透き通っていてめちゃくちゃ気持ちが良い

川の水は透き通ってり、晴れ渡る空の下で水の上に浮かぶのは最高に気持ちよかったです。この日は台風の後で水量が増え水も透き通っており絶好のSUP日和だったようです。ラッキー。

上流に向かって少しずつ漕ぎ進め、飛び込み場周辺で水の中でちゃぶちゃぷ遊んだり、川に飛び込んだりして遊びました。

はしゃいで飛び込む私

スタッフの方が写真を撮ってくれるので、良い思い出にもなります。
スマホの水中ケースのレンタルもあるので、ご自身のスマホでの撮影も可能です。

せっかく水量が多いからともう少し上流まで登り、四万十川の流れに乗りながら川を下る体験もさせてもらいました。

川を眺めたり、足をつけるのに比べて、川の中に入り流れに乗ることで自然との一体感を味わえるのがとても心地よかったです。

◯ホテル星羅四万十の天体観望会

四万十市は「星空の街」の認定を受けた星空も魅力的なエリアです。

肉眼でも夜空に広がる美しい星空を観測することができ、さらに宿泊するホテル星羅四万十のすぐ近くには本格的な天体望遠鏡も設置されていて肉眼では見ることのできないような惑星や天体現象を観測できます。 

ホテル星羅四万十のロビーの木で出来たカヤック

この天文台では天体観望会が開催されており、専門の星空ガイドの方のレクチャーを受けながら、天体望遠鏡で星を見ることが出来ます。

四万十天文台。意外と小さいですが、月や土星の観測をさせていただきました


四国カルストで見た星空も素晴らしかったですが、四万十も負けていません。
また、天体オタクのガイドさんの星の解説を聞きながら見る星空はカシオペア座は北斗七星など自分でもわかる星座以外にも目がいくため星空をより一層楽しめます。
星の明るさを表す等級は1等級上がることに明るさが2.5倍になり、1等星が一番明るいという設定ですが、それより明るいと0等星、マイナス1等星とマイナス方向に進み、満月の月はマイナス12等星なんだそうです。望遠鏡で覗く月はずっと見ていられないくらい眩しかったのですが、1等星の2.5倍の2.5倍の…と12回繰り返す明るさであると納得です。

写真では星空の美しさをお伝えできずに残念ですが、本当に素晴らしい星空と興味深い天体観望会でした。

全国には公開天文台が200ヶ所程あり、自治体が管理し、市民に天体観測の楽しさを伝えるために、観望会を開いているとのことなので、ぜひお近くの天文台を調べてみてはいかがでしょうか。

◯体験にお金を払うことで得られる価値

私は旅先ではなるべくお金を払う現地の体験をするようにしています。
その地に行って、自分の知識の範囲で見たり、聞いたり、食べたり、体験したりするたけでも非日常を味わうことができ、素晴らしい時間を過ごす事ができます。

しかし、現地の方との交流やそこでしか味わえない体験をプロの方にアテンドしていただくことで、さらにもう一歩踏み込んだ体験ができると思います。

SUPで言えば、パドルやライフジャケットなどの道具を用意いただき、技術的な指導のレクチャーを受け、体験中の安全を確保しより楽しく遊べるようにプロデュースしていただくことはもちろん。四万十川の気候や水の透明度の違い、SUP競技の話、四万十川での暮らし、移住者の話など、自分の目で見えない様々なことを知れることに価値があります。

観望会も綺麗な星空を見ても「綺麗だな」で終わってしまいますが、ガイドさんが生き生きと星の話をされているために星への興味がさらに湧きます。

また、ガイドさんが元々は愛知で営業をしていたのが星の仕事に縁があり四万十に来て、今は星オタクの少年を量産することに燃えて仕事をしているという話を聞けました。自分の知らない世界を垣間見えるのも旅先での出会いの醍醐味かと思います。

旅先に知人がいなくても、そういったコミュニケーションの中で得られる体験にはお金を払う価値があると感じています。

ということで、四万十川でのSUPと天体観望会の様子、そしてそれらの体験にお金を払うことでより一層旅が楽しめるという話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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