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#61 マリーシア(ずる賢さ)の勘違いはリスペクトされない(2024/03/31)

昨日は一気に気温が上がり、サッカーをプレーするには厳しい時期がやってきてしまったと辛い気持ちになりました。
熱中症対策を怠らず、健康に楽しみたいです。

さて、昨日は定期的に練習試合を組んでいるチームとの試合でした。
数年前は負けることはほぼなかったのですが、最近は五分五分くらいの戦績で拮抗しています。

この相手チーム、うちのメンバーからは評判が悪いのですよね。。。

◯戦績が拮抗している理由

最近、戦績が拮抗している理由は2つです。

  • チームの意識の高さ

  • 運動量

昔からとても意識の高いチームで、うちより30分は早く集合してウォームアップを始めていたりチームミーティングも頻繁に行うなど、サッカーに対する意識がとても高く、チーム力が年々向上しています。

チームには一体感があり、若いメンバーも入り、人数も多いため、交代メンバーが潤沢で運動量が豊富です。

練習試合では30分✕3本のゲームやるのですが、うちのチームは人数がギリギリのことが多く運動量の差もあり、いい勝負になっています。

◯評判が悪い理由

非常に意識の高いチームで勝利に貪欲なのですが、勝利を目指す方法がずれていると感じます。

運動量を上げて球際を厳しくチャレンジするなどは称賛出来ますが、後ろから思いっきり押したり手で引っ張ったりと、悪質なプレーがとても多いです。

そういう悪質なプレーを指摘すると「うるせー。雑魚。」のような全く会話にならない言葉を返してきたりします。

レフェリーのジャッジにも大声で文句を言ってきます。
「マイボールだろ!」「どこがファールなんだよ!」「今のはファールだろ!」と。

勝利への情熱が間違った方向に向いているなという点が、評判の悪さにつながっています。

◯マリーシア(ずる賢さ)を勘違いしてる?

サッカーは足でやるスポーツと思われていますが、実は手のひらで相手の肩や胸を押して自分の間合いに入らせないようにするなど手をうまく使えるのは上手さの証です。

また、審判の見えない角度で巧みにシャツを引っ張ったりすることをマリーシア(ずる賢さ)といい、こちらも勝つための高等テクニックと呼ばれます。

審判のジャッジの基準がおかしい時や相手のラフプレーに対して厳しく指摘し、試合をコントロールすることも高度なコミュニケーションとされます。
元日本代表のキャプテン吉田麻也はそういった能力に長けていました。

これらの高度なテクニックの表面だけなぞって、勝つためには何でもしていいと解釈してしまうのは残念なことです。

◯リスペクトされるようなプレーを目指したい

勝利にこだわることはとても重要で、素晴らしいことだと思います。
仕事でも、成果にこだわれない人は良い仕事が出来ないのと一緒です。

ただ、私の所属する社会人サッカーチームはプロとは全く違うカテゴリです。
サッカーを趣味として楽しんでいるメンバーが大半で、勝つことも大事ですが、怪我せず楽しめることの方が重要です。

怪我に繋がりかねないプレーや相手の気分を害するようなプレーで試合に勝つことにどんな価値があるのか疑問です。

相手からリスペクトされるようなプレーで勝利を目指して、試合の後は互いの健闘を称え合えるようなサッカーを楽しみたいものです。


ちょっと心に引っかかった出来事を吐き出してみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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