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#5 学びが深くなる勉強方を見つけた!

普段からvoicyやニュースや読書などを通してのインプットは好きなのですが、なかなか知識が定着しないなーという課題を感じている中でいい方法に出会ったという話です。


知識が定着しないのはなぜか?

何度もインプットしているのに覚えられないという原因の一つに「全体のつながりや物事どうしの関連性が明確でない」ことが挙げられます。

「関連性を明確にする」ことが脳の機能を発揮させる一方で、単なる情報の羅列は記憶力と理解力に悪影響を与えるとのこと。
箇条書きのノートを作ってもなかなか知識として定着しないということです。

ちなみに、東大生には「記憶力」ではなく「関連付けの能力」が高い傾向があるようです。

プレマップ&ポストマップによる勉強法

情報どうしの関連性をはっきりさせるのに効果的なのが、「プレマップ&ポストマップ」という学習の前後に「コンセプトマップ」を書くという手法です。

コンセプトマップとは

コンセプトマップは以下の手順で書く図解法です。

1. テーマを置く
2. テーマに関連する言葉や概念を、階層状に書き出す
3. キーワードどうしを矢印や線でつなぎ、関連性を視覚化する
4. 線や矢印の上に、関係を表す言葉「リンクラベル」を乗せる

「記憶できている情報を書き出すことが、記憶と理解を促進する」という知見に、「線で結び、関係を考える」という手順が組み合わさることで記憶をより深く引き出すことが可能です。

プレマップ&ポストマップとは

プレマップ&ポストマップは下記のタイミングでコンセプトマップを書く手法です。

1. 学習前に教材を見ずに
2. 学習前に教材を見ながら
3. 学習後に教材を見ずに
4. 学習後に教材を見ながら

「学習とは新しい知識を詰め込むことではなく、すでに知っている知識と新しい知識を結びつけることである」ため、学習前後に「教材を見ずにマップを作成 → 教材を見ながらマップを作成」のステップを踏むことで、既存の知識が整理され新しく組むこむべき知識が明確になるということです。

実戦してみた

思考の整理にマインドマップを使うことはありましたがコンセプトマップを書くのは初めてで、リンクラベルに「関係性」でなく「関係の有無(関係する・関係しない)」が登場してしまうなど、線で結び関係を整理するには訓練が必要なようです。
それでも、学びの前後にマップを書くことで学習で得たい知識が明確になり、非常に効果的だと実感しました。

ぜひ、試してみてくださいね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。


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