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データ分析をやってた大企業の中堅社員が初転職でUbieに飛び込んだ話

はじめまして、こんにちは。
アナリティクスエンジニアのkoheiと言います。
新卒から9年勤めた会社を退職し、今年の9月にUbieに入社しました。

気づけばUbieに入社して3ヶ月ほど経ったので、入社の経緯や入社した感想をまとめたいと思います。
特に以下のような自分と近い境遇の方がいれば、なにか気づきになるかもしれません。

  • 転職に興味がありつつもなかなか踏み出せず迷っている方

  • データ分析のキャリアに興味がある方

  • スタートアップで働くってどうなの?と興味がある方

自分の経験談が今後のキャリアの参考になればよいなと思います。


転職前の状況について

Ubieに転職するまでは、新卒で入ったNTTコミュニケーションズで9年間働いてきました。初転職で従業員1万人以上の大企業から、業界の異なる280人のスタートアップに飛び込んだということです。

前職では何度か部署を異動しつつもデータ系の業務に携わってきました。
具体的には、データエンジニアとして保守運用部門でデータ基盤を構築したり、データアナリストとして社内向けの分析コンサルや分析データの整備を経験してきました。

当時を振り返れば、インフラから分析までスキルの高いメンバーに囲まれ、かつフルリモート/フレックス勤務/休みも取りやすいという働きやすい環境が整っており、大きな不満はありませんでした。
ただ9年という時間を過ごし、いわゆる中堅層になるにつれて、このままこの会社でキャリアを積み上げていくのが良いのか?という問いは常に頭の片隅にありました。

もし、自分のスキルが活かせて、もっと自分が貢献したいと思える仕事があったら挑戦してみたいと、ぼんやりと考えていました。

Ubieとの出会い

ある日、データ系技術の情報収集をしていたイベントでUbieと出会います。
Ubieの発表を聞いたとき「Ubieのデータ基盤めっちゃ進んでる…!」と感じたことを覚えています。また、データを使って医療貢献ができる事業にとても魅力を感じました。

さらにUbieとは縁があり、先輩がUbieに転職していたことがわかります。
その繋がりでUbieの会社の様子について詳しく聞くことができました。
言語化され公開されたUbieのカルチャーや、プロダクト開発組織での評価なし制度ホラクラシーを使った組織運営など…そんなことホントにできるの?と感じてしまうような、ユニークで面白い話ばかりでした。

Ubieのユニークな組織設計については、過去Ubieのブログでも紹介されているので、気になる方はぜひ見てもらえると良いかと思います。

そして選考、入社へ

それでも9年大企業で働いている安定志向の自分は「じゃあすぐ応募してみよう!」とはなりませんでした。ちょっとは気になってUbieの情報を見るようにはなりましたが、転職経験のない自分は即行動とはなりませんでした。

選考を受けることを決めたきっかけは、最初にUbieの情報を聞いてから約1年後、Ubieのアナリティクスエンジニアのポストがあると連絡をもらったことでした。ちょうどその頃、今後のキャリアを考えるタイミングと重なり「1年たった今でも挑戦したいと思えるってことは、チャレンジしてみるべきでは?」と思い、選考を受けてみることにしました。

人生初の転職活動、不安と緊張の中でしたが、振り返るとUbieの選考は対話の機会を大切にしていたように思えます。
具体的には、各面談ごとにアンケートで気になる点をフィードバックできたり、面談内でアンケートの内容について話す時間を設けてもらったりしました。また選考後には、一緒に働くメンバーと対話する機会も作ってもらい、自分が持っていた不安や疑問を解消でき、Ubieメンバーの雰囲気や熱意を肌で感じることもできました。
迷いもありましたが、これらの選考体験を経て「とても丁寧に人と向き合っている会社だ」と感じ、Ubieに入社しようと決めました。

入社前の不安は、入社してどう変わったか?

入社前に感じていた不安についてもう少し具体的に、どんなものがあって、入社後実際どうだったか?をいくつかまとめてみます。

スタートアップでのワークライフバランス

これまで経験していたフルリモートやフレックスな働き方はどう変わるのか、今後の人生を考えると育児休暇など、育児と仕事の両立もできるのか?を気にしていました。

入社してみてどうかというと、現在は完全フレックスで基本的にはリモートワークで働いています。ただ、月次で事業進捗ミーティングなどがある際はオフィスに出社しています。リモート中心とはいえ、対面で話す機会も大切にしており、入社間もない自分にはむしろうれしいことでした。

また、入社して驚いたのは、Ubieの子育て世代の多さです。
会社紹介資料でも触れられていますが、なんと従業員の子育て率は全体の50%

フルフレックスを活用して子どもの送迎や育児対応に時間を使っている方も多く、会社全体で子育てと仕事を両立する雰囲気がある、というのも嬉しい点でした。なので、入社前に感じていた不安は杞憂だったといえます。

業界を変えること

通信と医療では背景知識が大きく異なります。これはデータを扱う仕事をする上で大きな不安要素でした。

これに関しては、入社後のオンボーディングが手厚いことが助けになりました。ToC, To医療機関向けのプロダクトや製薬事業などの細かい単位でインプットの時間が設けられています。また、そぼぎ(=素朴な疑問)を大切にしている文化があり、詳しい人に気軽に聞きやすい雰囲気があります。加えて、Ubieはオープンなコミュニケーションを大切にしており、医師や法務、デザイナーなどなど..高い専門性を持つ多様な職種の方とも気軽にslackで話すこともできます。部署を跨ぐコミュニケーションだった前職と比べて、こんなに多様な職種の方とサクッと話せるというのは新鮮でした。

スタートアップのスピード感についていけるのか

これまで大企業の時間軸で仕事をしてきた自分が、スタートアップの時間軸で仕事についていけるのか、というのは大きな懸念でした。

これに関しては、ついていけているか?というと正直まだまだというところもあり、なんとかキャッチアップしている…という感じです。入社してからの3ヶ月の間でも、凄まじいスピードで事業が進んでいくのを感じ、あれ…もうこれ変わってる!?と驚くことも多いです。ですが、むしろこのスピード感の中に身をおいていることはポジティブなことだと感じています。日々事業の進化を感じるのはとても刺激的で、まさに自分たちが医療の世界を変えている..!と実感しています。これはUbieの大きな魅力なのかなと思います。

入社して改めて感じたUbieのデータの可能性

最後に、アナリティクスエンジニアとして入社して感じたUbieでデータの仕事に携わる楽しさをまとめてみます。

何より感じているのが、Ubieのデータ活用の可能性の広さと、それを実現するためのデータ基盤の品質の高さです。

Ubieでは大きくToC、To医療機関、製薬企業向けの3方向に向けてサービスを展開しています。これらのサービスに関わるデータは適切な情報保護管理の元、患者、クリニック・病院、製薬企業などを繋いで相互に活用されます。このため、各サービスの利用が拡大するにつれてデータが充実し、それに伴い更に他のサービスの提供価値が高まって活用の幅を広げていくことができます。

Ubieが実現したい世界(Ubieデータ関連職種の紹介ページより)

もちろんこれらを実現するために、適切にデータを保護・管理することは当然のこと、誤った情報にならないように高いデータ品質も担保しなければなりません。非常にハードルの高いものが求められています。
Ubieのデータ基盤は、これらの高いハードルを超えて、そして更に高いレベルを目指すために日々進歩しています。

データを整備し活用の可能性を広げていくことで、会社の事業成長に直接的に貢献できるというのは、データ関係の職種としてはとても魅力的だと感じています。

Ubieのデータ関連職種の詳細については、以下のページでも公開しています。興味がある方はぜひ見てもらえるとうれしいです。

最後に

大企業に長年勤めていきなりスタートアップに転職したケースはあまり無さそうということで、自分のUbie入社までの経緯と、入社して感じたことを書いてみました。どなたかの参考になれば幸いです。

最後に、Ubieではデータ関連職種のメンバーを募集しています。
Ubieの事業やデータ利活用の可能性に興味を持っていただいた方は
是非とも採用サイトを一度、ご覧いただければと思います。
応募とはいかずとも、カジュアル面談でちょっと話を聞いてみたい、というのも大歓迎です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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