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友人の前撮りをして感じたプロカメラマンの価値

こんにちは、koheiです。

普段はセルフポートレートばかりしてる素人の私が、前撮りの依頼を受け撮影して感じたことを共有したいと思います。



半年ほど前、友人から前撮りの依頼を受けました


 前撮り撮ってくれない?と、軽く依頼されました。

 基本的にはこういった大事な写真はプロにお願いしたほうが良いと言って断るのですが・・・


プロの代わりは難しい


重要な写真を撮るというのは大変なことです。

これを読んでいる皆さん、結婚式や披露宴に出席したことあるならば、カメラを持ち込んだこと一度くらいはありますよね?なんなら、業者を雇わずに頼まれた。なんて人もいるかもしれません。

どうでしたか?いい写真たくさん撮れましたか?
成果物に満足できましたか?

私は片手間でしか撮ってないですが、正直厳しいなと思いました。
最低限、ゲストとしての立場を捨てなきゃ無理。
いい位置に移動することを常に意識していないと、撮りたい場面を逃してしまいます。

食事をして談笑して、祝っている場合じゃありません。

それに、いい位置に移動するにしたって、業者の方が最適な場所を分かっているに違いありません。
数十枚のいい写真は撮れるかもれませんが、数百枚単位となると厳しいものがあります。

ゲストとしての立場を捨て、カメラ2台持ち(ズーム・単焦点)で会場を動き回る覚悟を決めて、ようやく話になるんじゃないですかね。

プロの代わりになるって、そんな簡単な話じゃない。


前撮りならやってみるか


前撮りなら、咄嗟の判断でボツになるなんてこともないし、気に食わなければ業者に別途頼めばいいし、やり直しが効くのでやってみていいかもと思ってました。

それに、依頼者は写真好きの友人であり、素人なりの写真である事を十分に理解していたので引き受けることにしました。

RAWで納品でいいと言われたのも助かりました。


用意した機材


カメラ 
 Nikon Z8

レンズ 
 Z20mm f1.8(結局使わず)
 Z35mm f1.8
 Z85mm f1.8(ほとんどこれでした)

照明
 モノブロックストロボ NEEWER Q3
 アンブレラ アマゾンで買った安物

本当は、レンズは50mm、照明はもう1灯欲しかったのですが、わざわざこのために買うのはやめました。


作例


素人の私が撮ってみて、どうなったか。

作例を数枚どうぞ。


思ったよりも上手く撮れました。
友人も満足してくれて良かったです。

前撮りの依頼を受けて感じたプロカメラマンの価値


ここから本題です。

この時は、撮りたいイメージの作例とポージングを事前に用意してもらい、
真似することに徹しましたので、それっぽい写真を撮ることができました。

また、本人も基本的なポーズを事前に練習してたらしく、非常に助かりました。
新婦さんの妹さんも来ていたので、メイクや服の細かな直しやストロボ位置の調整など、アシスタントの役割を担ってくれました。

例えばこれを仕事にするとしましょう。
依頼者は作例やポージングを自ら探してくれるわけではありません。
ポージングの練習もしてきません。
撮られ慣れしてないことを前提で動かなけれいけません。
表情が硬く、ポージングも不自然で治すのがの難しいかもしれません。
アシスタントもいないと厳しいです。

ここら辺の課題をクリアしてくるのがプロなんです。

作例や撮影設定だけを見て、これならできるじゃん!!となるのはお門違いであることを感じれました。

やってみた体感では、3人の撮影チームで動きたいですね。
メイクをしてもらい、衣装を借り、3人を半日拘束し、写真の編集もしてもらうことも考えると、10万以上は全然妥当だなと思いますね。

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