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語学より大切なもの

皆さん、こんにちは!

英語コーチングをしています航平 Koheiです。

今回は私が学生時代や海外経験を通して感じた、自分とは国籍の違う人と交流する上で大事なものは何かを話していきます。

私は9歳の時に遊び感覚で、塾の英語の授業を受け始めたのが英語との出会いです。

それから何となく出された宿題をやりテストを受けそれなりに良い点数を取ってたため、英語が得意なのではと自覚し始めました。

中学校や高校でもALTの先生とも気軽に話せ、英語が出来るから海外の先生とも話せるんだとその時はそう思っていました。

その8年後大学進学をし、幸運なことにスウェーデンへの1年間の交換留学が可能に。

留学終了後も卒論作成の為、プライベートで現地の小学校の先生にお願いをしアンケート調査や授業の視察もさせていただいた。

スウェーデン人の英語力は他の北欧諸国やオランダに並び、英語を第二言語としている国の中では世界トップクラスであり、街で買い物や困った時に英語で質問しても基本的に意思疎通に困ることはありません。

なので、小学生でも日本のエリートクラスの社会人や大学教授と同じくらい話せる子どもはいます。

その知識はあったので現地調査もそこまで苦労しないと思い先生と一緒に学校を見学しましたが、中々こちらから声をかけても恥ずかしいからか話してくれる子どもはいませんでした。

そんな中、5年生の教室でプレゼンの準備をしていた時に背の高い落ち着きのある男の子が席を立って私の方に歩いてきて、”Hi”と言い握手を求めてきました。予想外の行動に最初は驚きましたが、私の簡単なスウェーデン語で挨拶し、プレゼン楽しみにしててねと伝えまた準備に戻りました。

彼だけがなぜ私に声をかけてくれたのかは不明ですが、少なくとも日本から来た見ず知らずの私に対して恐怖感を抱いていなかったのは確かです。

プレゼン終了後、その彼が再び私の所に来て、

”プレゼン面白かったよ”

と言い、握手をしてくれました。


あくまでも私の考察ですが、英語でのコミュニケーションが出来る子どもが多い中、彼だけが接してくれたのは”興味・関心”があったからです。

勿論その教室にいた子どもたちは皆私のプレゼンを聞いてくれましたが、彼だけがプレゼンの前後に話しかけてくれたのも興味なしに出来ることではないです。

その翌年、今度はスウェーデンの小学校の先生が日本の小学校に視察に来て私が通訳として同行しました。日本の小学生がどんな反応するか楽しみにしてましたが、驚くべきものでした。

誰一人英語が話せないにも関わらず、集団でスウェーデン人の先生に日本語で話しかけ仲良くしたいとアピールをしたのです。勿論私のサポートなしに意思疎通は不可能ですが、先生方も何とか返答しとても楽しいそうでした。

最終的に会話をすることは余りありませんでしたが、生徒も先生も皆笑顔だったのが印象的です。

ここでもやはり感じたのは、生徒たちの”興味・関心”です。

海外の人と交流するのに共通の言語が無ければいけないということではありません。ジェスチャーや顔の表情、音楽、芸術、アート、スポーツなど感情や考えを共有する方法はあります。

私も今思い返せば、ALTの先生達と楽しく話せたのは、映画や海外ドラマ、海外旅行に興味がありそれらのことについて沢山質問してたからです。

海外の人達と話したい話題や動機があって、会話の手段である言語が使われます。言語だけ出来ても、相手や異文化に興味が無ければ、言語は知識として一時的に残りすぐ忘れます。TOEICの点数が高くても話せない人がいるのはそれが原因でしょう。

現在外国語を勉強されてる方、既に理解されているの人達も多いと思いますが学んでいる言語や文化や人にどれだけ”興味・関心”を持ち自分にとって近い存在となるのかも考えてみるといいのかもしれません。

参考までに、一意見として読んでいただけたら嬉しいです。

※このブログで述べたスウェーデンの小学生が全く異文化や日本人に対して興味がないという意図で書いていないことをご理解ください。あくまでも”興味・関心”がどう行動につながるかを主観的に書いただけです。

是非下記レッスンの詳細を見てみてください。

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