参観日の国語#2
参観日の国語。
定番は、子どもたちに、
練習してきた発表を見てもらうという形が、
多いように思います。
でも、本当を言うと、
子どもたちが、どう考えて、
どう工夫していくのか、
というところも見せたい。
でも、それをすると、全員の活動を発表できない…
そういう葛藤を抱えたことのある方は、
多いのではないでしょうか?
私も、
連続で担任する生徒がいますから、
3年間同じ授業で、
参観日を過ごすわけにはいかないので、
色々パターンを用意しています。
今日は、その中の1つを紹介します。
私は誰でしょう?
3ヒントクイズとも言いますが、
そのものになりきり、
3つヒントを用意して、
クイズを楽しんでもらう、
というものです。
それは国語なの?
というもっともな意見があろうかと思います。
そこで、
国語の要素を足します。
ヒントを出す度にわかった人に挙手してもらいます。
挙手がヒントを出す度に増えるようにしてください。
最初に手が挙がるのは1人、2人でいいです。
3つ目のヒントで全員がわかるようにしましょう。
最後に一斉に全員で答えを言ってもらいます。
こうすることで、
ただのクイズ遊びが、
構成を考えた短い説明文になります。
短いので、
全員発表できます。
私は誰でしょう。
①勘違いしている人も多いのですが、
私はアメリカ生まれです。
② 私は玉子とパンを使う料理です。
③勘違いしている人はたいてい、
フランス生まれだと思っています。
というヒントを作っていた生徒がいましたが、
悩んだ末に、
②と③を入れ替えました。
答えがわかっていれば、
③を言うと名前に入っている、
と思ったのですが、
②を後に持ってきた方がいいと判断したようです。
それが当たってうまくいきました。
その生徒が現れて以来、
例題には、
これを用いています。
フレンチトースト好きのあの子、
ありがとう!
こちらも保護者の方に横について見てもらいます。
相談すると周りに知れてしまうので、
見守るようにお願いして。
こちらは1年生の参観授業にオススメです。
良かったら参考にしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?