見出し画像

2019年の振り返り

ダブル成人式という同窓会があるため、沖縄に帰ってきました。
今回は地元で少しだけゆっくりしながら、2019年をいろいろと振り返ってみました。

「2019年はどんな年だった?」と聞かれたら、「2018年以上に働きまくった1年間」と答えます。
2018年もむちゃくちゃ働いたと去年のnoteでも書いたのですが、今年はそれ以上でした。
事業再生をしながら、一方で事業譲渡に向けたディール・マネジメントを進めるっていうのは、精神的にも肉体的にもかなりキツイ作業でしたが、なんとかやりきることができました。

ということで、今年の年頭に立てた方針と目標を踏まえ、振り返りを記しておきたいと思います。

2019年のテーマは、"Lead the people, Lead the company”でした。
350人弱のスタッフが働く有料老人ホーム事業の実質的なCOOの立場として、組織を引っ張っていくことを改めて意識した1年でした。
それを踏まえ、下記5つの方針を立てたのでした。

【2019年の個人方針】
1)成果にこだわる。
2)組織全体の成長に貢献する(問題解決できる仕組み構築&人材育成)
3)自身の知識と経験を積極的にシェアしていく。
4)改めてインプットを習慣化していく。
5)30代ラスト1年、後悔の無いように全力で突っ走る。

これを見ると、ほぼ方針通りに1年を過ごせたんじゃないかと思います。
自分自身の知識や経験を周囲に積極的にシェアしながら、組織全体の成長に貢献し、かつ一定の成果を残せたんじゃないかと考えています。ただ、仕事にフォーカスしすぎて、インプットが少なめでした。
さて、そんな方針のもと過ごしてきた今年の成果について、言える範囲で記していきたいと思います。

【2019年の成果】
①ずっと赤字だった事業がついに単月黒字化を達成
②ホームの入居率などKPIは大きく改善
③業績改善させながらもディールも着実にクロージングできた
④経営会議の大幅革新により課題解決の質と量とスピードが大きく向上
⑤組織内へリーダーシップのコンセプトをさらに浸透することができた

こんな感じです。
私の大きなミッションの一つだった、老人ホーム事業の事業再生は、一定の成果を出せたんじゃないかと考えています。業績もKPIも改善しましたし、かつ経営会議を中心とした課題解決ガバナンスを構築したことで、私が直接関与しなくても、自立的・自律的に一定の入居率をキープできる体質になったんじゃないかと思います。
事業譲渡に関しても、細かな部分はあれど、全体として遅れも漏れもなくディールクローズさせることができました。


一方、反省点はこんな感じです。

【2019年の反省点】
①相変わらず働き過ぎ
②インプット&アウトプット不足
③人を見る目が甘い面があった

いや、働きたくて働いたわけではなく、働かざるを得なかった、というのが正直なところではあるんですが。
事業再生と事業譲渡、どちらかにフォーカスするという考え方もあったのかもしれませんが、それはしたくなかったんですよね。
事業譲渡するにしても、なるべく社内を良い状態にすることで、譲渡後も幹部陣やスタッフにとって良い方向性になるようにしたくて、必死だった気がします。
きつかったし、悔しい思いもしましたが、やれるだけったので後悔はありません。

とはいえ、こんな働き方はずっとはできないので、少し考えないといけないなと思いました。
働き過ぎるとインプットの時間も減りますし、寝不足だったりで思考のクオリティが下がってしまいます。このあたりは、来年は少し対策したいところです。

あと「人を見る目が甘い面があった」ということは、一番の反省点です。
多くは書けませんが、やはり「組織全体の成果にフォーカスせず、個人の思惑で動く人に対しては、最大限の注意が必要」ということですね。改めて実感しました。

個人の思惑とその影響・怖さについては、この本に詳しく載っています。
この本を読んで気をつけていたつもりでしたが、まだまだ甘い。

今年の成果と反省を踏まえ、2020年の方針と目標を考えたいと思います。
ただその前に、自分自身の整理を兼ねて、30代の振り返りとかもしたいところですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?