卒業おめでとう!私が髪染めるよ!
タイトルは、中学校の卒業式に友達のお母さんがかけてくれた言葉。私が通った高校は制服もなく、規則というものがあまりなかった。確か、記憶にある校則は
・下駄禁止
だったような気がする。その昔、バンカラで鳴らした学校ということもあり、自分で考えて行動しなさいという雰囲気の学校だった。
近隣の学校もそんな学校がいくつかあり、友達が通っていたので家で髪を染め合ったこともあった。どちらも制服もなく、ぼろぼろのジーンズ、スニーカーで毎日自転車をこいで通った。ほぼほぼ大学みたいな感じだった。
授業もさぼることも時折あった。いわゆる自主休講というやつ。コンビニ行って飯食っている奴もいたり、委員会室や部室等で寝てたり、それは様々。計画的にきっちり休んで、最終的に推薦で大学に入った強者すらいた。
禁止事項が多い学校というのもめんどくせーなと思うが、規則であればそれを破ること難しいだろう。ただ、規則の中でうまく考えて自分がどこまでやってもよいのか?ということを考えることも必要なんだと思う。世の中は義務と権利でがんじがらめ。そのなかにある自由という名の余白を自分でかいくぐって生きなければならないのだから。
今の子供たちがどのように学校生活を送っているのかは知らないけれど、
「自分はどうしたいのか?どうあるべきか?」
ということを主体的に考えていくことを癖にする。
こんなことが、求められているのではないかと思う。「ルールだから仕方ない」ということではなく、「自分はこうしたいので、ルールをこのように解釈します。」とか「ルールをこうすればもっとうまくゆくのではないか?」そのように主張をしなければならないと思う。
こういう生き方は軋轢を生むし、結構心が疲れます。事実、高校生はすこし軋轢が起きました。ただ、そういった経験をして、こうしておけばよかったなとかそういう反省を経て、次の対処が考えられるようになったと思っています。
自分なりの解釈。提案。それがたくさん重なってみらいを作るということをもっと前向き捉えていってほしいなという今日この頃。
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