【伝えるベストタイミングは『節目』】 大切なことは、なんどでも伝えていく

こんにちは。
雨に少し濡れた時は、極力、雨をよけようとする私ですが、土砂降りの雨を完膚なきまでに浴びせられると、それはむしろ天からのシャワーとして、傘をさすことはやめて、もうビショビショになる覚悟ができた瞬間として、雨と向かい合うようになります。このような瞬間の気持ちの切り替わりは私が”掌返した瞬間”と呼ぶようにしています。
#ある一定を超えるとどっちでもよくなる
#大体そのあと風邪を引きかける


今回は、

【ベストなタイミングは『節目』】 大切なことは、なんどでも伝えていく 

についてです。

・去年の誕生日の記憶って残ってたりする
・年末年始の時期の記憶は印象に残っている
・卒業式に校長先生が「なんかいいこと」言ってたのは覚えてる
→毎週の朝礼のはなしは覚えていない

私たちの記憶には、どうやらその”強弱”があって
『何年経っても忘れない記憶』もあれば、
『昨日聞いた話なのに、もうすでに忘れている』こともあるようです。

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”タイミング”と”感情”が合わさると、
『長期記憶』されやすい
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・ 適当な数字で例えてみる

例えば

パターン A】 

去年の6月頃、校長先生の話がめっちゃいい話をしてくれていました。
これは、その時「すげー」となったかもしれませんが、
しばらくすると、まるで、そのことが無かったように、
記憶から抹消されているケースがほとんど
 

一方で、

パターンB

・卒業式の校長先生の話、となるとどうでしょう。
『あー、なんかいいこと言ってくれているなー、今日は特にグッとくるなあ』



パターンAもBもいいこと言ってるのには変わりない
どちらも多分いいこと言ってるはず

なんだけど結論、記憶に残っているものは、

”ふだんの朝礼のおはなし”の記憶、よりも
”卒業式のとき”の記憶の方が覚えている、ということ

それがなぜかと考えていくと、

それは『ベストなタイミングでいい話』を準備してくれていたから

ということですね。

『節目』というのは色々あります。

誕生日、結婚記念日、終戦記念日
年末年始、年度始め
入学式、卒業式
ハタチ、還暦


・誕生日
→「誕生日おめでとう、シンプルに生まれてきてくれてありがとう」
・結婚記念日
→「結婚してくれて〇〇年、ここまで一緒に歩んでくれてありがとう、結婚して一番幸せな瞬間はあの時からずっと変わらず、今もあなたに夢中だよ」
・新年
→「あけましておめでとう、今年はめっちゃいい年にしようね」
・ハタチ
→「私たちも、ついにハタチなったね。
社会人色々あるかもだけど頑張ろうね」 
・還暦
→「とうとう立派になられて、素敵な佇まいになられましたね」

こんな節目にかけられる言葉の多くは「希望」です。
一皮むけられそうな時期でもあります。



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主観(自分)と周囲(大衆)
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・主観(自分の心境)
ワクワクしていたり、不安だったり、自問自答していたり
内面的な心境というのは、いろいろな局面があったかもしれませんが、

・周囲(大衆)
一方で、あなたの周りは、共通して「めっちゃいい事・ありがたいメッセージ」を伝えてくれていませんでしたか。

・最も大切なことを伝えたい時というのは、
どうやらこの「節目」
にぶつける
というのがなんとなく記憶に残りやすいものとして見えてきました。


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もう一つの課題
「 なんかいいこと言ってたな」で終わる問題

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この解決策は簡単ですね。

・大切なことは何度でも伝え続けていく、
そして、それを語り継いでいくこと。
伝えられれば伝えられるほど
語れば語るほど、「体に染み込む」というもの


だから、

私たちの人生にはたくさんの『節目』が存在していて、
その『節目』があるおかげで
何度も何度もいい話ありがたいメッセージが届けられて
少しずつ具体的に体に染み込ませていく機会がもうけられているんですね。



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時間が経って経験を積めば
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「”あの時のあのお話”の凄さが今になってようやく気づくことができた」

みたいな体験をしたことがないでしょうか。


例外はもちろん、ありますね。

天災が起きた時や、学校内でのニュースがあった時など

ネガティブな節目というのも存在しているということ


それでも、私たちはこの節目には希望を共有したいと思っています。

いつだってネガティブな思考はポジショブな思考の5倍のエネルギーを持っている

じゃあ、どうするか?
ポジティブな出来事の”場数”で補っていくことで
ネガティブを吹き飛ばすことが可能



ということで、今回は

大切なことは節目に伝えると、
『相手の記憶の長期保存』の方に残り、
一生、話に花を咲かせていくことはできるよ

大切なことは何度も耳に入れ、

体に染み込ませていくことが、重要だよ、

なぜなら、良いことも曖昧に記憶している部分が多いから、

同じ内容のお話でも年を重ねて改めて聞かされると

その深みに気づけたりする。

だからこれからも、私たちの『節目』に

大切なことを語り継いでいけるような人生を歩いていきたいものですね。


そうは言っても、

「毎日が記念日」の人には到底敵わないと思っています(笑)

それでも、ちょっとずつ自分の人生をよりこの節目の場数に希望を受け取ったり、伝えていくことで、良い方向に舵取りしていこうね

というお話でした。


お読みいただき、ありがとうございました。

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