いつかの流行語しか使わない漫才師
「どうも~よろしくお願いします~」
「おっはー(2000年)!やるしかない(1986年)!!」
「いや僕ねーやってみたいことがあるんですよ」
「へぇ~(2003年)」
「何だと思う?」
「こども店長(2009年)?」
「いや俺こどもじゃないから!俺がやりたいのはお医者さんだよ。お医者さんってめっちゃかっこいいと思うんだよね」
「#Me Too(2018年)」
「だからぜひやってみたいんだよね。ちょっと患者さんやってもらっていい?」
「ヤだねったら、ヤだね!(2001年)」
「うるさいな!いいからやってくれよ」
「残念!(2004年)ダメよーダメダメ!(2014年)」
「えー。どうしたらやってくれる?」
「忖度(2017年)。」
「忖度⁉何を忖度したらいいのさ」
「お・も・て・な・し(2013年)。」
「おもてなし?…あーなんとなく分かった。お前もお医者さんをやりたいから、先にお医者さんをやらせてくれってことか?」
「いい質問ですねえ(2010年)。私的には(2000年)、チョベリグ(1996年)。」
「いいから答えてくれ。先にお医者さんをやりたいのか?」
「そだねー(2018年)。」
「分かった。じゃあお前がお医者さんをやれ。あとから俺にも絶対やらせろよ?」
「ユンケルンバで、ガンバルンバ!(1988年)」
「先生。患者の容体が悪化しています。」
「想定内(2005年)。どげんかせんといかん(2007年)。」
「どっちなんすか!…このままだと患者が死んでしまいます!どうしましょう!」
「ありのままで(2014年)。」
「いやだめだろ!ちゃんと手術してください!」
「ボーっと生きてんじゃねえよ!(2018年)」
「お前だよ!!…ほら見てください!明らかに心拍数が下がっています!」
「すごいですね~~(1984年)」
「感心してる場合か!!」
「でもそんなの関係ねえ(2007年)」
「関係あるわ!!死んだらどうするんですか!!」
「僕は死にましぇん(1991年)」
「あんたの話じゃねえよ!患者!患者が死んだら先生のせいですからね!」
「聞いてないよ~(1993年)」
「いや聞いてるだろ!早くこのメスを使って、手術してください!」
「近いうちに(2012年)」
「今やれよ!今!」
「今でしょ!(2013年)」
「そうそう!早くこのメスで手術を!」
「……バクハツだーーーー!!!(1986年)」
「思いっきりやりすぎ!!!ちょっと!患者が大量出血してます!」
「ワイルドだろぉ?(2012年)」
「だまれよ!早く止血しないと死んじゃう!!」
「こんなん出ましたけど~~(1989年)どんだけ~~(2007年)」
「言ってる場合か!!シーツが真っ赤に染まっちゃってるから!!」
「インスタ映え~(2017年)」
「ふざけんな!!早く止血しろ!血がめっちゃ出てるから!」
「シンジラレナ~~イ!!(2006年)半端ないって!!(2018年)神ってる!!(2016年)チョー気持ちいい!!(2004年)フォ~~!!!(2005年)萌え~~!!(2005年)グーーー!!(2008年)」
「気狂ってんのか!!…ちょっと、これもう手遅れですよ…」
「なんでだろう~(2003年)」
「あんたのせいだよ!」
「めっちゃくやし~い(2000年)」
「軽いな!…どうするんですかこの患者」
「気合いだー!(2004年)」
「気合いではどうにもならないから!」
「ラブ注入!(2011年)」
「いい加減にしろ!そんなんで生き返るか!…誰のせいでこの患者がこうなったと思ってるんですか!」
「自己責任(2004年)」
「お前だよ!」
「日本死ね(2016年)」
「国のせいにするな!…こんなことして、殺人ですよ?一体どう思ってるんですか!」
「自分で自分をほめたい(1996年)」
「頭おかしいんか!!」
「あなたとは違うんです(2008年)」
「…いやちょっと!全然お医者さんできてないじゃん!それどころか思いっきり人殺しちゃってたよ!?頭おかしいの!?」
「同情するならカネをくれ(1994年)」
「あげねえよ!」
「35億(2017年)」
「しかも大金だな!…まったく、お前の医者めちゃくちゃだったからな!」
「後悔など、あろうはずがありません(2019年)」
「しろよ!」
「私はこれで会社を辞めました(1985年)」
「当たり前だろ!辞めるどころか逮捕だわ!!…っていうか、もう終わりの時間来ちゃったじゃん!俺まだお医者さんやってないのに!」
「明日があるさ(2001年)」
「やかましいわ!もういいよ」
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