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オタマジャクシからカエル -コンステレーション‐

昨年の6月、
旅先で蓮池を覗いていたら、
足の生えたオタマジャクシがいました。

オタマジャクシを、
しかも
足が生えて
もうすぐカエルへと変わる
オタマジャクシを見るのは
何十年ぶりだろうと思いました。

変容途上の見慣れない
オタマジャクシの形に
ドキリとしたの
を覚えています。

先週、
水たまりで
小さなカエル
を見つけました。

じっと見ていたら、
小さなカエルが
たくさんいました。

赤ちゃんガエルがいっぱいだな、
水たまりでカエルを
見つけるなんて久しぶりだな
と眺めていたら、
昨年のオタマジャクシのことを
思い出し、
開室して一年経つことと繋がって、
しばらくそのまま
もの想いにふけってしまいました。

人にとっては
どうでもよいことや
ごく当たり前のことが、
かけがえのないことのように
新鮮に大切に
感じられることが時にあります。

それを
発見
と呼ぶのかもしれません。

新発見であったり
再発見であったり
するのかもしれません。

ユングだったら
コンステレーションと言うかもしれません。

このような気づきは、
カウンセリングの中でも
大事に触れていきたいと
考えています。

お一人お一人の
持ち味を大切にしつつ、
なりたい自分に向かって
新しく発見する体験もできるように。

(20200712記載)

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