見出し画像

アラウンド50の女子会

久しぶりに飲み会に行った。
昭和48年生まれの女子5人で。

職場には同年代の人は少ない。
180人くらいの人が働いているけど、
アラウンド50はこの5人だけ。
お互いが同じ年に生まれたとわかった時、
思わず大笑いしてしまった。

理由はよくわからない。
でも、なぜかすぐに仲良くなった。

居酒屋に来たのに、
誰もお酒を頼まない。

店からしたら迷惑な客かもね。

でも、飲んでいる時は楽しいけど、
次の日のことを考えると…
やっぱりソフトドリンクでいいか、
という感じ。

みんな、帰ったら寝るだけじゃなくて、
子供の塾の迎えや朝早くからの予定が詰まってる。

まだまだやらなきゃいけないことがいっぱいある世代だ。

話題は職場の人のことばっかり。

結局、年を重ねてもこういう話って変わらない。

だけど、段々と
「もうやめよう、職場の話は。疲れるし。」
となって、
今度はお互いの旦那との馴れ初めを話し始める。
いやそれも、
話すターンは疲れるのだが・・・。


「ラストオーダーです」

と店員さんが声をかけてきた。
田舎のラストオーダーは9時半。
ちょうどいいタイミング。

アイスクリームを食べて、
また一しきり話して、
10時に店を出る。

みんな「膝が痛い💦」って言いあってる。
また大爆笑。
猫みたいに伸びをしてから
靴を履いた。

「あと15年働かないといけないのか…」
「もたないわ」
「新しいことを覚えたいって思う気力もなくなってきたよ。」

アラウンド50の言葉。

どれもこれも共感できるものばかり。

職場で特別仲良しってわけじゃないけど、
「同い年」という魔法の言葉で
急に繋がった私たち。

膝が痛くなるほど🤭
食べて、
飲んで(ソフトドリンク)、
笑った3時間。

同窓会には一度も行ったことがないけど、
なんとなく
「同窓会をしよう」
って言う人の気持ちがわかった気がする。

何か共通のことで繋がる心地よさ。

同じ時代を駆け抜けた5人が集まると、
時間が短く感じるものだ。

また一緒に楽しい時間を過ごしたいな。

限られた時間だからこそ、
ね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?