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ゆるり一週間|病気と家族の優しさに包まれて

6月10日(月)

流行り病にかかりました。二日間、熱が39度。2度目。15,000円するお薬を飲んで、菌の増殖を食い止める。

6月11日(火)

体調が悪くても、空はいつも綺麗で、なんか安心する。

熱が少しずつ下がる。結膜炎になったようだ。やっと食べたい気持ちになる。家族みんなが温かい。迷惑かけて本当にごめん。夫が帰宅前に「なにが食べたい?」と聞いてくれる。私の頭に浮かんだもの・・・「たこ焼きか、コロッケ」。ソース文化がここまで染み付いているのかと布団の中で思わず笑った。

6月12日(水)

冷やして食べると美味しさが増す

熱はすっかり下がった。しかし結膜炎はますますひどくなっている。しかし自宅待機の現状では眼科に行けそうにない・・・。最初に見ていただいた内科の先生に相談をしよう。お昼前、横になるとなんだか息苦しい。もしかしてこれが呼吸器系にくる症状なのか?でも冷静に自分を観察すると、単に鼻が詰まっているだけ。布団の中で苦笑いだ。
母からもらった「びわ」。こんなに美味しかったのか?と改めて感動した。

6月13日(木)

咳と鼻水はだいぶ良くなってきたけど、結膜炎がまだ気になる。内科でもらった目薬を使っているけれど、改善のペースはまるで牛歩。やっぱり、明日は眼科で診てもらったほうが安心だな。

6月14日(金)

久しぶりに中3の娘が大事にしているパンダちゃんにも会えた

自宅待機がようやく終わった。眼科で診てもらった結果、眼球に傷もなく、内科からもらった目薬をそのまま使えばいいと言われて一安心。久々に両親の助言を素直に受け入れた。自分では市販薬で済ませようと思っていたけれど、両親は「まずは内科の先生に相談しなさい」と言ってくれた。内科の先生も念のため眼科へ行くように勧めてくれた結果、正しい判断だった。
病気になって、夫の不器用だけど確かな思いやり、娘たちの献身的な看護と一緒に話したがる愛おしい姿、先生方の専門性、そして安心して休むことができる職場の制度、これらすべてに支えられていることを実感した。優しさに包まれて生きている自分を、改めて見つめ直す機会となった。

6月15日(土)

熱は完全に下がり、自宅待機期間も終わったのに、体がとてもだるい。今日は土曜日だけど、一日中ぼーっとして過ごすことに決めた。なかなかすっきりしない感じ。ようやくマスクをしながら、娘たちと同じ空間で過ごせるようになった。でも、時々しんどくて別の部屋で寝たりしている。そんなとき、小6の娘が何をするでもなく部屋にやってきて、私の隣で漫画を読み始めるのは想定内。でも、中3の娘も塾から帰ってきてから、私の寝る部屋にやってきたのは意外だった。三人でぺちゃくちゃ喋っていると、気づけば12時半!「もう母を寝かせてくれ」と思う反面、娘たちとのこんな時間も貴重で、ちょっとうれしい悲鳴をあげた。

6月16日(日)

今週は病気に悩まされた一週間だった。夫の母がよく「なんでも食べられるのは元気な証拠」と言っていたけど、本当にその通りだと感じた。昨日の夜、ようやくお腹が空いて何かを食べたいという気持ちが湧いてきた。

食べることは生きること。

体に気をつけて、食事を大切にしながら生きていこうと改めて思った。


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