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いいなと思ったことは相手に伝える

この「声の文字おこし」というマガジンは、音声プラットフォーム『Voicy』にて声でお伝えしている内容を文字おこししています。声の方がより温度感が伝ってくるかと思うので、よかったらVoicyでも聴いてみてください。文字で読みたい方は、マガジンのフォローをしていただけるとうれしいです。

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わたしは日常の生活の中で「いいな」と思ったことは、相手に伝えることを意識しています。なぜそうしているかというと、「いいな」と思っただけでは相手には伝わらないから、そこがもったいないなって思うからです。わたしは「いいな」って思う感度が高いタイプなんじゃないんかなとは感じているんですが、せっかく感じたんだったら伝えたいなと思っています。「いいな」と思ったことや感謝の気持ちはできるだけ言葉にして相手に伝えることで、自分自身も伝えた側の相手もなんだかうれしい気持ちになるんじゃないんかなと思っています。

わたしがなんでこんなに日常で伝えるタイプになったのか考えてみたんですけど、母がそうだからじゃないかなっていうふうに気がつきました。母と一緒に飲食店なんかに行ったときは、店を出るときにお店の人に「おいしかったです〜、ごちそうさまでした。」と伝えています。それが提携文のように言ってるんじゃなくて、いただいた料理とか空間とか時間とかひっくるめてそれに対して本当にそう思っていて、感謝の気持ちとかを伝えたいっていう思いで伝えてるんだなっていうのが、娘であるわたしにも母から伝わってくるんです。そういう場面をたくさん今まで見てきて、「伝えるっていいな」って感じています。そんな経験から、わたしも伝えるようにしようって自然と思ったんだと思います。

この伝えたいっていう気持ちが大きすぎて、たまに店の人に一方的に喋りすぎちゃったりすることもあるんですけど。たとえば最近喋りすぎちゃったなっていう場面だと、こないだベトナム料理屋さんに行ったんですけど、わたし最近海外の料理にすごく興味があって、ベトナム料理も好きなのでひとりでランチで行ったんですけど、せっかくだったら聞き馴染みがない料理を頼んでみようと思って、メニューの中で一番なんか想像がつかないものを頼んでみたんですよ。

そのメニュー名が『揚げ春巻きのブン』っていう名前で、ランチだったのでセットでいろいろデザートも付いてきたんですけど、どいう味なんだろうっていう気持ちのスタートから、実際に食べてみたときに「なに、これおいし〜!」ってなって、本当に感動したんですけど、揚げ春巻きの中身も日本ではあんまりないタイプというか、なんなんだろあれは、なんか牡蠣みたな海鮮の味がして、あとブンはお米の麺なんですけど、まぜ麺みたいな感じになっていて、カレースパイスみたいなので味付けした豚バラと香ばしいナッツとパクチーも乗ってて、わたしパクチー大好きなんですけど。それを混ぜて食べる感じで「いや、もうおいし〜!!!」って、ひとりなので喋るわけにもいかないから、ずっと感動したのが中に溜まっていってて、そのセットに『チェー』っていうなんて言ったらいいんだろう、ココナッツミルクで作った杏仁豆腐みたいな、食べ物を食べ物で例える…笑 でも説明が難しいな。そういうのがあって、『チェー』は過去に他のお店で食べたことがあったんですけど、過去一わたし好みで本当に美味しくって、なんかいろいろ上にも乗ってたのも食感もパリパリのココナッツとかも乗ってて、すっごく美味しかったんですよ。

それの気持ちを伝えたくて、お会計のあとにお店の人に「もう、これが本当に過去一で!」みたいにすごい勢いで喋っちゃって、ちょっと喋りすぎたかなってあとで思ったんですけど、それぐらい本当に美味しかったです。

なんか『ブン』ってあとで気になって調べたんですけど、ベトナムの方はよく聞く『フォー』ってあるじゃないですか、『フォー』よりも『ブン』の方が馴染みがあるみたいで、『フォー』は切り麺なので平たい麺なんですけど、『ブン』は押し出し麺なのでちぢれ麺とか太めとか細めとか、料理によって形態がいろいろあるみたいです。

途中から食べたベトナム料理への愛っていう感じの話になっちゃったんですけど、こんな感じでわたしが感じた「いいな」と思ったこと、大きめの「いいな」もそうですし、ちっちゃな「いいな」も思っただけで留めておくんじゃなくて、相手に伝えるようにしてるっていうお話でした。

最後まで聴いていただきありがとうございました。

今回は「いいな」と思ったことは相手に伝えるというテーマでお届けしました。みなさんも日常の中でぜひぜひ小さな「いいな」も大きな「いいな」も伝えてみてください。

こはらなつでした〜!それではまた〜!

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