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   佐藤詠子俳句帳 No1

佐藤詠子です。詠子と命名をされたからなのか、若い頃から俳句が好きになってました。
現代俳句誌「海程」(故・金子兜太 主宰)で俳句を学びはじめてから
20年。現在は海程後継誌「海原」同人です。
「青山俳句工場05」でも勉強してます。
いまだ、私にとって俳句は安易ではない修業ですが、継続してゆくことを
目指してます。金子兜太先生の「俳諧自由」の魂と、東北の想いをこれからも詠んでいきたいです。よろしくお願いいたします。
父は秋田県の俳人「舘岡誠二(たておかせいじ)」です。

 佐藤 詠子 俳句帳 No.1

句を詠めり鶴が機織る夜のごとく
打水や焦燥という我の癖
かすり傷ほどの再会水くらげ
大西日謝れそうな下唇
東北の空に巣箱を掛け直す