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休職&転職済の社会人3年目から 新社会人へ①



※写真は前職で外回りをしていた時に虹が出ており、なんとなく撮ったものです


1年前、似たような記事を書きました。
その時は適応障害→休職→転職という結末を迎えるなんて思わず、とにかくその時に辛かったことを新社会人の皆様に教えるという謎記事を書き殴っておりました。


だけど、今回は違う。脱獄(退職)して転職もしたので、今ならある程度まともな文章が書けるはず!ということで今年も書きます。


今回は前編ということで、私が社会人になってギャップに感じたことを中心に書いていこうと思います。


※働くのが楽しみな新社会人の皆様には大変申し訳ありませんが、これから辞めた会社の話をします。
※つまりこういう現実もあるよ、というのを早々に突きつけます。
※そういう現実がいざ自分の元に舞い込むことも往々にしてあると思うので、こんな人もいるんだ程度にお読みいただけると幸いです。



では、早速ですが前職でギャップに感じたこと(という名の嫌だったところ)について書いていきます。

まあ『辞めた』ってことは嫌だったってことなので、隠さずに言いましょう。いろいろありますが、まあ一言でまとめると雰囲気が超体育会系なところです。(前職は銀行員です)

体育会系って何だ?と思っていた私でも、こういうことか…と思わざるを得なかった職場環境でした。
言うなれば上下関係が絶対なため風通しが悪く、とりあえず所属長に対しての口答えや反論は一切できない雰囲気というかなんというか…。
別に直属の上司くらいまでならそこまでキツい上下関係はなかったのですが、所属長に対しては絶対服従という感じがあり、もう言葉を選ばずにいうとめちゃくちゃキショいなと思いました。
所属長は自席の背もたれにめっちゃもたれかかったまま大声で部下の名前を呼び、部下は作業中であれなんであれ所属長の席まで走って行くみたいな…。
一つ私が信じられないなと思ったことを例にあげてみますね。銀行は15時に窓口を閉めた後に現金やその日使った伝票などを30分程で全て照合しなければいけません。そのため閉店後の1時間が特に預金係にとっては1番忙しい時間帯となります。なのにその時間に預金係の行員に対し30分以上の面談をしかけてこようとしたことがありました。さすがに直属の上司が「絶対に無理です」と言い、なんとか免れましたが…。
所属長にも関わらず銀行のタイムスケジュールが分かっていないことに唖然とした出来事ですね。
なのに文句を言えない。独裁国家です。

それに飲み会もほぼ強制です。しかもまあまあな頻度で開催されます。
何となく不参加に丸をつけると「何で参加できないの?」と言われたのはもちろん、それに対して「予定があって」と言ったら"誰と予定があるのか" "いつからその予定は決まっていたのか"も聞かれました。飲み会って労働時間に含まれていませんよね?と思わず聞きそうになったほど。
体調を理由にでもしないと飲み会すら休めないと思った私は「最近体調がすぐれないから(事実)」と言ったこともあるのですが、その時はすごい大ごとにされて、そういうところが体調を悪くさせているんでるけど…となったことも。


だからこそ今の職場では驚くことばかりです。
取引先から頂いたお菓子を社長自ら従業員の席まで配りにきてくれることなんて、もうカルチャーショックもカルチャーショックでした。


まあでも一つ言いたいのは、前の職場も会社自体は全然ブラックじゃないということです。
ただ、会社はホワイトでも配属先がグレーもしくはブラックなことはある、ということは言っておきます。
特に私の場合は、配属先が一つの会社みたいな感じでした。だから、言うなれば中小企業のワンマン社長みたいなそういう雰囲気があったのだと思います。
それにこんなに自分の配属先に対してだらだら悪いことを書いていますが、実際は先輩も上司も比較的優しい方だったので(例外はいます)ホワイトとはいかなくてもグレーがかってるくらいのレベルではないかな…という感じでした。別に悪い人たちじゃないのに本部から課せられる数字がデカすぎてみんなピリピリしてしまっている感じが非常に残念、というのが私が配属された支店の実情…といったところですかね。

もちろんホワイトな配属先もあるのは知っていました。同期と話していると「えっそんなに数字に対する熱意が緩めなんですね」みたいなこともザラだったので。
ちなみに、会社がホワイトでも配属先がブラックなことがあるというのは銀行に限らずどこでも起こり得ます。配属先までホワイトでも自分の直属の上司がヤバい人だということもあるだろうし、まあ正直飛び込んでみないとわからないことばかりです。


私の話で言うと、多分銀行は「仕事ができる人」ではなく「メンタルが強い人」が残る世界なんだろうな…と思います。
だからこそ私みたいなメンタルが強くない人に対しても強く当たってくることも普通。なぜなら自分はメンタルが強いため、その程度では心が折れないからです。そりゃそうですよね、分かんないですよね、こっちのことなんて。



こういうことが社会人になると、ある程度の確率で起こります。別に珍しいことではありません。
よくこういうお仕事系の記事を投稿している人(特にインスタ)では「毎日定時に帰っています!」みたいなのを見かけるんですが、そんなの一握りだと思います。というか、一握りだと思っておいた方がいいと思います。
正直、何をされてる人なの?と私の中の和田ア○子さんが出てきそうなくらいです。マジで仕事してないんじゃないの?と思うレベル。


ここまで読んでくださった春から銀行勤めの新入行員さんがいらっしゃったら、かなり脅すような文章になってしまっているかと思います。
ここで「でも大丈夫!」とカードローンのCMの吉高○里子さんみたいなことを言えれば良かったのですが、なにぶん私は退職しているので簡単にそんなことは言えません。
しかも、適応障害にまでなっているので大丈夫なわけがないんですが、一つだけ言えることがあります。

それは結局なんとかなるよ!ということ。

では私がどうやって「なんとかなるよ!」と言えるまでになったのか、辛い時期を耐え忍んだ方法などを次の記事にてご紹介していこうと思います。

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