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「全員にわかりやすいように」というそもそも無理な概念

「全員にわかりやすいように」というそもそも無理な概念

「輻輳」は「アクセス集中」に言い換え…通信障害時の説明わかりやすく、大手6社が素案

「輻輳」がわからないと言っている人は目の前にある立派なスマートフォンで検索すれば出てきます。

きっとたいして興味がないのでしょう。でもなにかモノを申したい。その結果が「ふくそうって何?」という意味のない質問でしょう。もしかしたら「私たち全知全能のマスコミのインタビュアーが知らない言葉を使うなんてけしからん!」といったこともあるのかもしれません。

もし会見のインタビュアーがわかりづらいと言っているのであればそれは完全に場違いというやつです。質問する能力がないとしか言いようがありません。
野球のインタビューで「あの…インフィールドフライって何ですか…?」とかいちいち質問していたらインタビューが進まないですし、インタビューで聞くべきこともわかりません。

障害報告で登場する社員の方は先生ではありません。最低限の知識を身に着けてからインタビューなどに行きましょう。

そして、ググったけど意味が分からないという人。
こういった人はそもそもその言葉を理解する土壌がありません。何事も理解するためには前提知識が必要です。
しっかり理解できるようにわからない単語を学んでからでないと、いくら耳なじみのある単語で説明したところでわかった気にはなれるかもしれないですが、結局何も理解できていないのと同じです。
そんなことに時間を使うよりテレビのバラエティ番組でも見ていたほうがよっぽど有益でしょう。

中学数学で挫折した人に「微分」や「積分」を説明しても全く無駄でしょう。
せいぜい、「細かく分けるのが微分。それを積み上げるのを積分っていうんだ。ほらすごい細かくスライスしたリンゴも積み重ねると…」程度。0か1かでいうと1かもしれないですが、この程度知ったところで何かの意味があるとは思えません。

我々日本人はなまじ全員文字の読み書きができるから「説明されれば理解できる」と思ってしまいがちですが、前提知識がなく説明しても理解はできません。
すべての前提知識を順番に説明し、理解していけば理解できるようになるとは思いますが、世間はあなたたちの先生ではないということも理解するとよいかと思います。

もともとの知識がないものをいくらかみ砕いて説明しても理解できませんし、理解できないものはたくさんあると知るべきです。疎外感を感じる必要も劣等感も感じる必要もないのですから。

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