フリーランスになりたかった私の、本当の望み
ちょうど1年前。もう会社員は嫌だ!と思って無職になった。
あの時の私は『フリーランスになって自分で稼げるようになるぞ!』と意気込んでいた。
で、結局。安定収入が入らないことへの恐怖と、一人で孤独に仕事をする寂しさに耐えかねて 会社員として働くという道に戻った。
そして・・・。また辛くなり、今も再び 無職をしているわけです。
あの時かかげていた『なりたい自分像』というのは会社に頼らなくても稼げる自分でした。
つまり『お金』だけにフォーカスした理想の自分だったように思います。
だからフリーランスという目標に向かっての行動をしていたはずなのに、どこか辛かった。
なので、あれから1年経った今の自分は、その反省を踏まえ
『お金のことを考えない理想の自分像』を思い描くことにします。
自分で稼いで生活をする、という理想で本当は何を得たかったのか。
ここを明らかにして出てきた答えが
『心に余裕を持って、自由に生きられるようになりたい』というものです。
自分と合わない人に気を遣い過ぎて 心をすり減らしたり、
『なんでここまでやらなきゃいけないの!』と感じる仕事量を無理にこなしたり。
そういうのが、もう嫌だったんです。
だからフリーランスになって稼げるようになれば、会社でこんな思いしなくてよくなるな!という安直な考えを持っていたように思います。
でも。気づいたんです。
私が会社に対して不満に思っていることの原因は、会社だけでなく自分にもあるということに。
要は心の持ち方、受け取り方が捻くれている。
人からの言葉を真っ直ぐに受け止められていない自分に気づいたんです。
他人が放った言葉に対して、自分で勝手に解釈を加え、
『なんでわかってくれないんだ!』と無意識に心の奥底で怒っていた。
自分の余裕や自由を一番に奪っていたのは、他人ではなく自分の心だったんです。
だから今、『心の勉強』をしています。
なんで、こんな考え方をしてしまうのか。
なんで、人の言葉を真っ直ぐに受け止められないのか。
こういった問題を一つひとつ紐解いて、心に余裕を生み出す術を学んでいます。
おそらくこれから長い時間をかけて、自分と向き合っていくことになると思う。
どのくらいかかるのか検討もつかない。
捻くれていた心を癒せて、真っ直ぐに世界を見られるようになった時。
・・・その時の私は、また会社員を選ぶのだろうか。それとも、もう一度フリーランスに挑戦するんだろうか。
今の私にはまだ答えは出せません。
3年後、5年後の自分を掲げて、そこに向かって努力する。というのが
『なりたい自分になるため』の本来の筋書きだとは思いますが
私は私なりのやり方で。まずは今、目の前にある課題を潰していく。
そうやって、最終目標の『心に余裕を持って自由に生きられる』ようになれればいいなと思っています。
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