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PrideAction30

こんにちは、Mulanです。
フリーのキャリアコンサルタントで、学生や社会人のキャリア支援をしたり
時々、講師として研修をしたりしています。

さて、今日のタイトル「PrideAction30」

私は全く知らなかったのですが、6月は「プライド月間(Pride Month)」
といって、LGBTQ+の権利について啓発を促す様々なイベントなどが開催
される月なんだそうです。PrideAction30も、啓発活動のひとつで、1か月間で「今すぐ始められるアクション」を集めたものです。

そして、この取り組みについて知ったのが、昨日のちきりんさんのVoicy

キャリアコンサルティングの仕事をしていると、相談者の中にLGBTQ+の方も時折いらっしゃいます。時折というのは、相談の中でご本人から話してくださった方がこれまで僅かですがいらっしゃったということ。私にはお話してくださらなかったけれど本当はそうだった方もいらっしゃったかもしれません。

そうした仕事上の経験もあり、このPrideAction30に関心を持ち、ホームページを見てみました。

30のアクションすべてをここで取り上げることはできませんが、いくつか、気になったアクションについて取り上げます。

【約10人に1人がLGBTQ+であると理解する】
これは、電通グループが2023年6月に全国20~59歳の計57,500人を対象として実施した、LGBT+を含む性的マイノリティーに関するインターネット調査の結果で、LGBTQ+当事者層の割合は9.7%という結果がでているそうです。

一定数いらっしゃるとは思っていましたが、10人に1人の割合というのは、
私が想定していたよりも多い割合でした。
キャリアコンサルティングの場面だけでなく、日常生活でも、この事実はしっかりと意識しておかないといけないと肝に銘じました。
意図的でないにしても、私の発言や振る舞いで、知らない間に相手を傷つけることがありうるということなので。

【わからなくても否定しない】
これまでにキャリアコンサルティングの場でお話した、LGBTQ+の方。これまでの辛いご経験や、就職に向けての不安感、ご自身の中での葛藤など、本当に大切な話をしてくださいました。正直私にはわからない部分もありました。でも、私が心掛けたのは、何を話されても、まずは「聴く」そして絶対に否定はしない。まずは受け止める。そして、絶対に言わないようにしている言葉。それは「わかります」という言葉です。他者の本当の気持ちなんてわかるはずがないと思っています。ただ、わからないけれど「共に感じる」ことはできるし、相手を知ろうとすることはできる。それを常に心がけています。

【勇気をもって注意しよう】
LGBTQ+の当事者について、不快な表現を聞いた時は勇気をもって注意
する。これ、相手によっては言いづらい時もあるけれど、勇気をもって注意すること大切ですよね。というのも、意図的に言っている人もいれば、中にはそれが失礼なことだと気づかずに言っている人もいると思うのです。勇気をもって言うことで、そういう方に「気づき」を得ていただき、意識が変わるきっかけを作ることができるかもしれません。

【明日から、なにをする?】
常に自分に何ができるか考えること。プライド月間である6月は終わって
しまいますが、この取り組みを来月もその先も続けることが大切
PrideAction30は、誰でもやってみることができることばかり。
明日からも”自分ができること”続けていこうと思います。



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