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【風水コラム】 子年の風水

前回の【風水コラム】 風水とは 、見る人はうんと少ないかと思ったら、そこそこ閲覧数があったので第二弾を書くことにしました。

今回は風水の先生が風水鑑定をするときに、その年の干支にも着目するという話です。

風水で建物を見る際に、年単位や月単位で運気が変わるものとして紫白九星派の九星、20年単位の三元派(玄空派)の三元九運などがあります。さらにその年の「干支」からもたらされる影響もあります。

例えば今年は子年(ねずみ年)です。世の中を占う場合は「ねずみ」の表す意味を読んだりするんですが、風水で家を見る場合は子の方位を見ます。

簡単に言えば子年は子の方位の象意が現れやすいということです。吉凶は家や住んでいる人によって違うので、よく出るか悪く出るか、ほとんど影響ないかはそれぞれなんですが、玄関が北向きの家は特に影響が出やすいです。

子は方位ではで八卦は(かん)。五行はで人物は中男(中年男性、兄弟の真ん中の男性)、人体では腎臓や泌尿器、生殖器、象意は色情、秘密、暗い、冷気など。また、坎宮は奇門遁甲では休門が配置され「休む」という意味もあります。

象意から読むと「コロナで仕事がほとんど休み」「コロナ離婚」なんかは当てはまりますよね。お休みで妊娠が増えそうというのも。北には「交わり」という意味もあるので、三密(密閉、密集、密接)はすごく北っぽくて深いです。

人体で見ると肺や感染症は「金」の領域なんですが、九星気学では中央が「七赤金星」の年で六十干支でも「庚子」なので五行の金が強く出ていると思います。

同様に来年・再来年の丑年・寅年は「北東」の方位の象意が現れやすくなります。風水の重要度としてはそんなに高くないですが、吉方位に干支の象意が重なればその分野でチャンスが来たり、該当象意の持病がある人は注意したりできるので、うまく使えれば役立つと思います。

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