れいわと共産党の違い

れいわと共産党は違います。


共産党は、頭が良いんです。基礎からちゃんと勉強している。だから彼らは難しい社会現象を難しく言います。社会現象というのはそもそも難しいんです。こんがらがっていて簡単じゃない。だから社会現象をきちんと説明しようとしたら、必ず難しくなる。共産党は「大衆はきちんと説明したら物事が理解出来る」というあり得ない幻想に浸っているわけ。


れいわっていうのはそうじゃない。大衆というのは、6÷3=2が出来ないとか、「13時のバス」という概念が理解出来ない集団だということを理解してるんです。なぜなら山本太郎自身、芸人だった頃はそうだったから。6÷3=2が出来ないとか「13時のバス」という概念が理解出来ない連中に難しいことを言ったってダメだって、分かっているのがれいわ。だかられいわはスパッと「消費税廃止!」とか「消費税は法人税の穴埋めだ」とかやります。少しでもものが分かっていれば,あるいは知識があれば、世界150以上の国で消費税が導入されていて、廃止した国は一つもないという事ぐらい分かるんですが、大衆というのはそういうのは分からない。こんなことは単に「世界の消費税」とか入れてググれば出てくるだけですが、大衆はスマホは持っているけどグーグルアプリは使わない。彼らが使うのはゲームだけ。


れいわや山本太郎はそれが分かっているから、消費税率に段階を付けろとか、言わない。「廃止」一択を叫ぶんです。


もしれいわが政権を取らないまでも政権の一角にでも加わったら、「消費税廃止」は言わないと思います。何しろ今日本の国税収入で一番多いのが消費税ですから。廃止したらその日から国の税収は破綻します。そんなことは分かっているんだけど、大衆というものは白痴であるということも分かっているから「消費税は法人税減税の穴埋めだ。廃止しろ」というわけ。馬鹿な白痴には何を言ったら良いか、よく理解しているのがれいわです。

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