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結婚と離婚|人生の分岐点

私は20代で結婚と離婚を経験しました。子供はいません。いわゆるバツイチ独女です。こんな記事が誰かの役に立つのか、正直サッパリ分かりませんが、記憶のメモ代わりに記しておこうと思います。

結婚と離婚を振り返ってみて感じるのは、どちらも大きな分岐点だったなということ。今となっては、結婚しなかった自分も、離婚しなかった自分も、その後どうなっただろうかと想像することも出来ません。

■社会に属さない生活
結婚して専業主婦になった私は、社会からほぼ切り離されました。何を大袈裟な…と思われるかもしれませんが、新しい街で主婦友もおらず、たまに大学時代からの友人に会う程度。元々インドア派なので、淋しいとかそういう事はありませんでしたが、「専業主婦の孤独とはこういう事か」と思ったのを今でも覚えています。

平日はゆっくりと時間が流れ、気ままに好きなことをして過ごし、週末は元夫と買い出しも兼ねて外出するというのが基本サイクルでした。

やがて時が経ち、少しづつ価値観のズレが生まれ、それを上手く修正することが出来ずに最終的に離婚に至りました。

■情報量の多さに戸惑う
離婚するということは、当然ながら経済的に自立する必要があり、前職の経験を活かしてジョブ型で再就職しました。幸運なことに2社目でトントンと決まり、転職サイトに登録した翌月には今の会社で働き始めていました。この時ばかりは、もう2度と使うこともないと思っていた前職のスキルや資格に感謝しました。

実際に社会復帰してみると、情報量の多さに戸惑いました。専業主婦では使わなかった脳の部位が、いきなりフル稼働したため、脳に筋肉痛のような痛みをしばらく感じていました。「脳って使わないと劣化するんだな」という事を身をもって体験しました。

■180度違う生き方
専業主婦として夫婦で生活していた頃と、離婚して1人で生活している今では、ありとあらゆる事が違っていて、まるで他人の人生のようです。どちらが良いとかそういう事ではなく、ただ事実としてそう感じます。

人生の分岐点というものは目には見えないけれど、確かにあの場所にあったのだなと、不思議な気持ちになります。そしてこの先も様々な選択があり、その先が未来の自分に繋がっていくのだという事を、しかと心に留めておきたいと思います。

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