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断酒する #3

フルマラソン挑戦に向けて、
もうひとつやろうと決めたことがありました。
それは、" 断酒 " です。

私はもともとアルコールに強いほうではないのですが、
ここ数年、家でのお酒が常習化し、
ビールやハイボール、ワインなど、仕事が終わり次第、
家でお酒を飲むことが毎日の楽しみでした。

きっと、ストレスからくる飲酒だったのでしょう。

ほぼ毎日、それなりの量を飲んでいたら、
健康診断での血圧がみるみると上がっていきました。

子どもたちもいるので倒れるわけにはいかない、
そんな思いを抱きつつも、
飲むことによるストレス解消がやめられませんでした。

せめて休肝日をつくらないと、と思いながらも、
果たせずにいましたが、
フルマラソンに挑戦するのであれば、
体重もおとす必要があるし、
なによりも血圧を下げておいたほうがいいのでは、
と思いました。

そして、フルマラソンに向けて10キロを走った日から
断酒しました。
こんなに走っているのだからこの努力を無駄にしまい、
と踏ん切りがつきました。

あえて、禁酒ではなく断酒なのは、
友人や会社の同僚との飲み会・懇親会では飲んでOKに
したかったからです。
外で飲む機会は限られているため、
そのときくらいは楽しみたい、という想いがありました。
お酒を完全にやめたいのではなく、
ストレス解消で常習化している飲酒をやめたかったのです。

フルマラソンよりも断酒のほうが私にとっては
ハードルが高い、と感じていましたが、
この先にフルマラソンがあること、
さらには会社を休業すること、
それらが見えていたので断酒を敢行することができました。
そして今も継続中です。

とはいえ、ノンアルコールの飲料はかかさず飲んでいます。
習慣とはおそろしいものです。
アルコールでなくても苦ではなくなりましたが、
ジュースや炭酸水ではなく、ノンアルコール飲料がいいのです。

自宅で血圧を測っていますが、
断酒を始めてからは少しずつ下がってきていて、
ホッとしています。

休業中にやりたいことの1つとして、
「7キロやせること」が入っているのですが、
今、4キロくらいおちています。

" 断酒 " と " 長距離走" は、
休業の決意と同時に得られたプラスの副産物でした。