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触れたい

人の、価値観、感性に触れたい。もっとたくさんの人に出逢いたい。


そう思ったのはいつからだろうか。

初めてのフィルムカメラに出逢ったのは、ちょうど2年前のクリスマス。

大学生になって初めてたくさんバイトを頑張った月だった。がんばった自分を褒めるために、ビビッときたきみを購入することに決めた。

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あれからあっという間に2年。

わたしは絵を描くことで自分の世界や気持ちを落とし込んできていたが、それをちょうどやめてしまっていて、なにか物足りない時間を過ごしていた。慣れない土地と慣れない環境。新鮮すぎる今まで出会ったことのない人々。気持ちを何かに落とし込む時間なんてなかった、いや作れなかった。

ふたたびそれに出逢わせてくれたのは君。

あなたが魅せてくれた世界は本当に素敵だった。

昨年のわたしはしあわせに満ち溢れていて、出逢う人、みる世界と景色が生きてきてこんなに輝いて見えたことはなかった。

たくさんの人に出逢うのが本当に本当に楽しくて、写真を通して価値観や感性に触れ、それを自分の一部として取り込んでゆく感覚が本当にたのしかった。

今思えばあなたに出逢わないければきっと出逢えなかった人がたくさんいる。本当に本当にありがとう。



物理的な距離があって、頻繁に会えない人だっているけど、本来ならば出逢うことのなかった、そんな人との繋がりを巡り合わせてくれたのは私の愛機、AutoboyS2。

もしも、不調ならば感謝の気持ちで修理にだすよ。写真を撮る、ということ以上に役割を果たしてくれて、本当に本当にありがとう。

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そして出逢えたひとが、何処かで、物理的な距離でたくさん会うことのできない貴方が、しあわせでありますうに

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