Undertaleのススメ(ドット絵観点)
言わずと知れた名作インディーゲーム
「Undertale」について、ひたすら好きなところを書いていきます。
Undertaleは、日本語読み表記でアンダーテール、もしくはアンダーテイルです。少し長いため、以下でアンテと略します。
あなたがこの記事を読んで、このゲームを好きになったり、新たな発見のきっかけとなったりしたら、とても嬉しく思います。
内容のネタバレはありません。
安心して読んでください。
その前に1つだけ言わせてください
個人的な意見を先に言っておくのですが、
これからプレイする予定がある方は、プレイ前にあまりアンテ関連のことは調べないことをオススメします。
予期せぬところに壮大なネタバレが転がっています。
どうかお気をつけて。
ただ、ネタバレを見てもストーリーの素晴らしさがかすむことはないため、自己判断でお願いします。
ドット絵について
・キャラクターデザイン
この記事を書くために、ページ最上部の画像を描いたのですが、
低ドット(ピクセル数が少ない)絵と呼べるかと思います。
低ドット絵は、絵を構成するドットの数が少ないため、1つのドットの位置差でキャラクターの仕上がりが変わってきます。
ちなみに一番左は私自身の分身として描いたため、ゲームには出てきません。
右から2番目の「ニンゲン」が主人公で、
右から1番目と3番目は「モンスター」です。
モンスターはたくさん出てきます。
犬は何なのかって? それはただのうざいイヌです。とてもかわいい。
正直、モンスター達もそうですが、
このフォルムで描くことは、今の私の技量ではできません。あまり低ドット絵を描いたことがないのが大きな理由です。
シルエットだけで、どのキャラクターか分かるように差別化できるのは、本当にすごいことだと思います。
デフォルメや、確信を持ってしっかり描かれたキャラクターというのは、世界観が作り込まれているからこそ作ることができるのではないかと思っています。
キャラクター達も、分かりやすいカラーリングでポップさがあり、それもまたいいですよね。
・背景や小物
アンテをプレイしたのは、ドット絵を描く以前だったのですが、
単純にドット絵が好きなだけでは気付けなかったことがいくつかありました。
まず、この立方体のアイテムですが、
普通に見るだけだと「なんでこれだけ妙に立体的なんだろう」くらいで終わってしまうかもしれないのですが、
クォータービューという表現方法が使われています。
平面でも立体感を簡単に出せる技法で、ドット絵作品でよく使われています。
アンテ自体は、全体的を通して平面での表現なのですが、このアイテムだけクォータービューが取り入れられており、
ドット絵を嗜む者が見ると、ちょっとクスッとなるなと感じました。
ちなみに、アンテのなかではあまり使われていないタイルパターンですが、
ドッターはかなりお世話になっている技法です。
色制限があるドット絵で、グラデーションを表現する際に使用されます。
タイルパターンは、一定の規則性を持った模様で、
左側のような簡素なものから右側のような複雑なものまであります。
決まった模様は特になく、自作することも多いため、こうして人が作ったものを見ると勉強になります。
ドット絵以外の推しポイント
・システムやストーリーの素晴らしさ
「誰も死ななくていいやさしいRPG」というキャッチコピーのゲームで、
モンスター達が住んでいる地底世界に落ちてしまったニンゲン(プレイヤー)が、地上に戻るためにモンスター達と関わりながらストーリーが進んでいきます。
モンスター達とバトル自体はしても、平和的に仲良く終わらせることもできるし、攻撃して倒して終わらせることもできます。
今までのRPGというのは、いくら穏やかなゲームでも、バトルがある=勝敗を決めるものがほとんどだったのではないかと思います。
斬新なゲームですよね。
しかもめちゃくちゃ泣けるんです。
どう進んで行っても、感情移入した瞬間、心にくる。
「ケツイ」を力に変えて、あなたは物語の終わりへ向かっていくことになるのです。
バトルが弾幕系シューティングのため、あまりぬるさがないのもいいなと思います。私は苦手なタイプのバトル画面でしたが…。
・ハッとする要素満載
アンテは、アメリカの作曲家でゲーム開発者であるトビー・フォックス氏によって製作されました。しかもほぼ一人でというのが驚きです。
日本のゲーム作品から影響を受けている部分も多く、
弾幕シューティングゲームの東方Projectや、不朽の名作であるMOTHERシリーズなどがよく挙げられます。
このあたりは長くなるため、各自調べたほうが早いです。あぁでもネタバレに気をつけて…。
上記のように、多数のゲームからの影響もあり、それらを知っている方には馴染み深い部分があるのではないかと思います。
また、それとは別に、
ランダムに発生する、本筋とは関係がないイベントや、
綿密にプレイすることで見えてくる要素などがあります。
もちろん、サクサクと進めても同じようにストーリーは進むのですが、
進め方によってモンスター達の言動に変化が起こります。
その人によって違う物語となり得るのです。
そしてモンスター達が、
(キャラクターの詳細を話し出すとネタバレに近くなりそうなので控えますが、)
みんな本当にやさしくて、あたたかくて、
いつまで経っても記憶に残るのです。
CEROレーティングがBに区分されており、まれに怖い要素もありますが、
本当にいいゲームだったなと、私は思っています。
UNDERTALEのリンク集
▼公式HP
▼Steam版
▼Play Station・PS Vita版
▼Nintendo Switch版
▶おまけのひとこと
アンテについてはみんな知ってるだろうけど、
ドット絵の観点で書かれた記事は少ないのではないかと思い、既出の素敵な記事に負けないように頑張って書いてみました。
ドタバタしちゃったかもね、
ドッターなだけに!
\ツクテーン/
…私のことは嫌いになっても、
ドッターのことは嫌いにならないでください。
この記事を読んで、素敵なアンテライフをお過ごしください!
※この記事内のイラストは、ゲーム画面を参考にして自分で描きました。
もし別の場所で使用されることがある際には、お声がけくだされば幸いです。
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