【注目記事】終わった論文がよい論文/ライフシフトは挑戦/無料の頼みごとを丁重に断る
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110 終わった論文がよい論文
問題は、ここからです。下界で得られた知見は、そのままにしておいてはいけません。そこで「旅」を終えては「谷底で遭難」です(笑)。
「下界」で得られたものを、もう一度持ち帰るべく、谷をはいあがらなくてはならない(笑)。
「下界」で得られた知見を、「一般・理論・抽象な議論」といったような「高み」に「意味づけなおし」「位置づけなおし」を行わなくてはならないのです。
http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/8473
私も、個別で多様な研究を手元に持って、それを博士論文にまとめるのに苦労しました。ですので、ここでいう「U字谷」をもう一度よじ登る行為がいかに大変かがよくわかります。しかし、それを苦労してやりとげることこそが博士論文としてまとめることにほかならないのですよね。
博士論文をこれから書く人、今書いている人には、がんばってU字谷を登り遂げてほしいです。
111 ライフシフトは新しいことに挑戦すること
人生って、時々休んで思い切り羽を伸ばせて、話を聞いてくれる最高な仲間が1人でもいたら、十分なんとかやっていける。たくさんの人に囲まれていなくても、高級車で移動しなくてもいい。電車で移動したほうがむしろ、そこでどんな出会いがあるか、何が始まるかわかりません。
http://toyokeizai.net/articles/-/206780
みんながみんなライフシフトをしなければならないというものではないのでしょう。けれども、少なくともライフシフトへの挑戦を志向することは幸せになるためにはこれからの時代必要なことになってくるのでしょう。
この大江千里さんのケースはそれを予感させてくれます。何歳になっても新しいことに挑戦することの素晴らしさがわかります。困難があっても、失敗しても、最高な仲間がいれば大丈夫です。
「昨年は米国中西部をライブで回って、いろんな意識が変わりました。今年もきっと、越えていくことがいっぱいある。そうやって1年1年重ねていける57歳って悪くない。だから神さま、あともうちょっと生きさせて! 僕、もうちょっと音楽やりたいんですから! そんな感じの大みそかでした。」
112 無料のアドバイスや頼み事を丁重に断る
十分に答えられる時間がない場合は、臆せずこのようにはっきりと伝えていいです。
「ご連絡ありがとうございます。仕事のため、残念ながらご質問に十分に答える時間がありませんが、以下の [リンク/本/YouTubeの動画] がお役に立てるのではないかと思います。」
https://www.lifehacker.jp/2018/02/how-to-hadle-a-request-of-advice.html
この文章テンプレートは便利です。どんどん使っていきましょう。
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