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【考え】ただ書き続けるのだが、そのプロセスでは色々なことが起こっている

2024年4月1日(月)

月曜日はとりとめのない考えを書いています。

自分の位置を可視化する

『上手な教え方の教科書 実践編』の執筆はコンスタントに続けている。一日1,000字くらいのペースだ。字数が進むと、机に貼ってあるポストイットのマス目を塗りつぶす。

こんなふうに可視化することはとても重要で、マラソンで「◯◯km地点」というポイントが見えることが重要であることに匹敵する。人は自分がどの位置にいるかを常に把握しておくことによって、次のがんばりにつなげることができる。

書くことに飽きないこと

もうひとつの工夫は、一時期に2つの章を並行して書いていることだ。今だと「第5章 評価とフィードバック」と「第6章 大福帳を使う」を同時に書いている。

これはどういうことかというと、執筆していることに飽きないという効果がある。同じ章を書き続けていると、どうしても行き詰まって筆が進まないということが起こる。これは色々な原因がある。アイデアが浮かばない。流れが良くない(この場合は構成を変える必要がある)。単純に飽きていて、自分はつまらないことを書いているのではないかと疑う。などなど。

こういう現象は必ずといっていいほど起こる。したがって、そのときは、いったんその章を休止して、もうひとつの章の続きを書くことにする。そうすると、頭が切り替わってうまく進む。その章をしばらく書き続けると、やはり行き詰まりが出てくる。そのときは、元の章に戻る。そうすると、なんと不思議なことに、以前行き詰まっていたものが、まるで霧が晴れたかのように良いアイデアが浮かび、筆が進むのだ。


マラソンは素人から見るとただ走り続けることのように見えるのだが、走っている本人は色々な戦略と工夫を繰り出しているに違いない。本を書くときも同じということだ。ただ書き続けるのだが、そのプロセスでは色々なことが起こっている。

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